流木 安堵の地 by miitan
重量感のある流木
どこから
流れてきたのだろうか
その長旅は
きっと私が想像もつかないような
過酷で
辛く
寂しいものだったに違いない
あたたかい夕陽に
安心感を覚え
横たわる流木のその姿は
見ていてとても美しい
流木にとっては
苦労の末の…
充実を味わう優しい時間なのかもしれない
私の母
頭がキレ、美人で明るく
誰からも好かれ憧れられる社交家。
父は体が弱かったので
母が1人でバリバリ仕事をして
経済的にも不自由はなく…むしろ
裕福に育ててもらいました。
どんな時も母は笑顔で
愛情いっぱい 私を育ててくれました。
自慢の母です。
そんな母が2年くらい前
病気になり
最近は「疲れた」「痛い」と横になることが多くなりました。
今回の投稿は
そんな母のことを流木にみたてて
書いたものです。
母にこの『流木 安堵の地』を
「お母さんのことを書いたよ」と見せると
読み終わると黙って目を瞑っていました。
きっと
今までの自分のことを
振り返っていたのだと思います。
「お母さん、
ずっと頑張ってきてくれたから
横になってる姿もかっこいいよ!」と言うと
照れくさそうに、笑っていました。
今の私に すべての影響を与えた
大切な大切な母です。
私と母は食器が大好き
共通の趣味