日本ハムファイターズ
ユニフォームギャラリーシリーズ#16
いつやるかはまだ決まってませんが、プロ野球ユニフォームギャラリーシリーズ・シーズン1のおまけを投稿することにしました。7月21日で一旦終了する、『プロ野球ユニフォームギャラリー』。第16回目は日本ハムファイターズ「1978年のオールスターゲーム、ファン投票ジャックで当選したハム戦士」です。
日本ハムファイターズになってから、ファンサービスに力を注ぐようになりました。その努力が実を結び観客動員数に反映されるようになり、1978年頃にはパ・リーグではNo.1を誇るようになりました。ファイターズ人気に便乗した日本ハム球団はオールスターゲームのファン投票で自軍の選手に投票するようファンに働きかけました。結果、9ポジション中8ポジションで1位を獲得することになりました(あと1つは外野手部門で阪急ブレーブスの福本豊選手)。
しかし、これが「ファン投票の公平さを欠く」として事態を重く見た球団は古屋英夫選手と菅野光夫選手の出場辞退を決めました(代わりに有藤通世選手、藤原満選手を選出)。以降、古屋選手は1979年と1985年の2回選ばれましたが、菅野選手はオールスターゲームに選ばれることはありませんでした。
この年のオールスターゲームでは、第1戦では広島東洋カープのエイドリアン・ギャレット選手が広島市民球場で3ホームラン、第3戦では阪神タイガースの掛布雅之選手が3打席連続ホームランを記録しました。そんな中でもリアルタイムで見たかったのは第2戦です。オールパシフィックの先発は阪急ブレーブスの山田久志選手、中継ぎには近鉄バファローズの鈴木啓示選手、抑えにはクラウンライターライオンズの東尾修選手、3人合わせて66勝を挙げた豪華な投手リレーで、しかも被安打4の完封勝ちでした。まだ3歳でしたので見てなかったです。見たかった!
ファンに愛されていたが故に起きた組織票問題。2003年の中日ドラゴンズ川崎憲次郎選手に対するインターネット上での心無い投票とは異なりますが、ファンの方も球団から煽られたとしても選手をしっかり見て投票してほしいと思います。
また、こちらにこのユニフォームを語った、『日本ハムファイターズのユニフォームを語る②』を載せておきます。こちらも御覧くださいませ。