読売ジャイアンツ
セカンドユニフォーム ホーム用・ビジター用 2002年〜2004年
略年表
2002年《ホーム・ビジター共通》キャンプ・オープン戦限定でセカンドユニフォームを導入。公式戦非着用。この年のみ背ネーム表記は無し。
2003年《ホーム・ビジター共通》背ネーム表記が入る。2004年まで。
2004年《ホーム・ビジター共通》右袖に70周年記念エンブレムがつく。
セカンドユニフォーム
2002年1月21日に、キャンプ・オープン戦などで着用するセカンドユニフォームを発表しました。詳細は後述しますが、ホーム用とビジター用とでGiantsロゴが異なるなど通常のユニフォームとの違いを明らかにしました。オルタネイト用のユニフォームの位置付けでしたが、野球機構にも登録されていたので公式戦でも着用することが出来ました。そうあればともに公式戦でも着用してほしかったです。
ホーム用はラグラン袖と上着の脇部分、パンツサイドのラインが濃紺でした。オレンジは胸ロゴと左袖のYOMIURIぐらいに控えたところにセカンドユニフォームらしさが表れてました。私が評価しているのは胸ロゴと番号書体のシャドーに使われているグレーです。このグレーがあることで胸ロゴと番号書体が立体的に浮き上がっているように見えて、オルタネイト用のユニフォームとしての絶妙な味わいを見せています。花文字のGiantsとはまた違うロゴが面白かったです。意外だったのがホーム用・ビジター用ともにアンダーシャツが濃紺ではなく黒でした。こういったことも通常のユニフォームにはない面白さかなと思います。
ビジター用のほうが通常のユニフォームとしても通用したのではないかと思います。デザインの完成度が高かったからです。もし公式戦で着用していたら球団史上初のツートーンタイプのユニフォームになっていたはずです。濃紺地とグレーのツートーンカラーに、脇部分と背ネームがグレー、前立てラケットラインと袖のラインにオレンジ、胸ロゴ、番号書体が濃紺、白、オレンジの3層構造になっていたのが特徴で、立体的に浮き上がっているように見えたことが面白かったです。パンツを白地にしたらさらに面白かった気がします。サードユニフォーム感が強くなりますが。
ホーム用背面。上の画像は真田裕貴選手、下の画像は左から清原和博選手、落合博満氏。
ビジター用。画像は上原浩治選手。