『今まで誰も考えもしなかったデザインが多い』
 東映フライヤーズ時代に使われていた焦げ茶、日拓ホームフライヤーズ時代に使われていた7種類のユニフォーム、1982年から11年間使われていたオレンジ色のユニフォーム、北海道移転後から使われている左右非対称のデザインのユニフォーム。今まで誰も考えもしないデザインをユニフォームに表現してきました。時には丸っこいナール文字のファンシーなパジャマみたいなユニフォームもありましたが、他球団では思いつかない発想を持ってデザインされたユニフォームでファンならずともプロ野球ファンの心を掴んだことは素晴らしいと思います。今回もどちらかというと馴染み深いユニフォームを選びました。

第1位
北海道日本ハムファイターズ 2004年〜2010年 ホーム用
東京から北海道へ本拠地を移転した時のユニフォームです。肩の色が左右非対称という斬新さが高いポイントです。さらに青と金色をラインに使い気品あふれるデザインになってます。北海道移転はこのユニフォームも含めて球団の努力とも相まって成功したと思います。画像はダルビッシュ有選手。

第2位
北海道日本ハムファイターズ 2004年〜2010年 ビジター用
グレー地に白文字のロゴを使っていても縁取りがきちんとあるのでダサくないところがポイント高いです。ホーム用と共通で、黒の左肩の脇にある金色のラインがカッコ良さを引き立ててます。画像は森本稀哲選手。

第3位
日本ハムファイターズ 1982年〜1992年 ビジター用
1982年〜1987年。オレンジを前面に押し出した明るいユニフォームでした。今振り返るとロゴと番号に紺色を使うことにより、派手過ぎないようにバランスの良いデザインにしていると思いました。画像は大沢啓二監督。
1988年〜1992年。帽子の前面の白は東京ドームを本拠地にしてからのものです。画像は柴田保光選手。

第4位
日本ハムファイターズ 1982年〜1992年 ホーム用
1982年〜1987年。後楽園球場にオレンジ色が見事に映えてました。画像は江夏豊選手。
1988年〜1992年。前面が白の帽子は東京ドームにマッチしていたように思いました。画像は西崎幸広選手。

第5位
日本ハムファイターズ 1993年〜2003年 ホーム用
オレンジのユニフォームから随分落ち着いた感じがしました。左胸にFsに紺色の縦縞が落ち着きを表してます。画像は落合博満選手。

第6位
日本ハムファイターズ 1993年〜2003年 ビジター用
グレー地に久しぶりのNIPPONHAMロゴ。丸っこい文字ではなく角張った文字でこのユニフォームは強そうな感じがします。画像は岩本勉選手。

第7位
東映フライヤーズ 1961年〜1967年 ホーム用
焦げ茶とオレンジの相性の良さを見事に表したユニフォームです。Fに飛ぶ鳥の隠し絵を表現するなど水原茂監督のこだわりがあふれてます。画像は左から土橋正幸選手、張本勲選手。

第8位
東映フライヤーズ 1961年〜1967年途中 ビジター用
TOEIではなくTOKYOロゴにしたところがいいです。グレー地に焦げ茶もなかなか合いますね。画像は土橋正幸選手。

第9位
日本ハムファイターズ 1974年後期〜1981年 ホーム用
1974年後期。青にオレンジをチームカラーにしました。ベルトレスでオレンジに濃紺のラインが入ってました。画像は高橋直樹選手。
1975年〜1978年。ベルトレスでオレンジ一色になりました。子供のファンを集めていて、大沢啓二監督のもとで強くなりつつあった時期でした。1978年からは選手名の背ネーム表記にありました。上の画像は高橋一三選手。下の画像は左から加藤俊夫選手、永渕洋三選手。
1979年〜1981年。ベルト式になりました。青の縦縞ユニフォームはこのイメージが強いです。画像はペナントを持ってファンに挨拶をする大沢啓二監督らコーチ陣や選手達。

第10位
日本ハムファイターズ 1974年前期 ホーム用
濃紺に朱色。番号が斜体文字。前期だけで終わったのがもったいないくらい今見ても通用するデザインです。画像は新美敏選手。