『それぞれの球団による特色が表れたユニフォーム
 南海ホークスの肩ラインと緑色、福岡ダイエーホークスの鳥顔ヘルメットと前立てラケットライン、福岡ソフトバンクホークスの太い二本線。南海電鉄、流通大手のダイエー、大手情報通信系のソフトバンクと親会社が変わってもユニフォームコンセプトに一本の太い筋が通っているような気がします。そんなこともあり、どのユニフォームもランクインしたいくらいカッコいいユニフォームが多いです。だからこそ10位までだけでなく番外編でも悩みました。

第1位
福岡ダイエーホークス 1993年〜2004年 ビジター用
1999年〜2004年。黒の上着が衝撃的だったこともあり迷わず1位にしました。ソフトバンクホークスになってからもビジターユニフォームは黒の上着は変わりません。ホークス=黒のイメージを根付かせたことはとても大きいです。画像は浜名千広選手。
1993年〜1998年。ビジター用は帽子のマークが白でした。画像は左から石毛宏典選手、藤本博史選手、秋山幸二選手、松永浩美選手。

第2位
福岡ダイエーホークス 1993年〜2004年 ホーム用
1999年〜2004年。前立てラケットラインに、右胸にオレンジ文字でFDH、左胸には胸番号。ビジター用共通で帽子のツバがオレンジになりました。そこからリーグ優勝3回、日本一2回を誇る強豪へと変わりました。画像はペドラザ選手。
1993年〜1998年。ホーム用の帽子のマークはオレンジでした。福岡ドームに映えるユニフォームだったと改めて思います。画像は藤井将雄選手。

第3位
南海ホークス 1984年〜1988年 ホーム用
明るい緑から深緑に変わりました。ラインを二本線にしたことで強い南海ホークスを復活させたかっただろうと思います。画像は門田博光選手。

第4位
南海ホークス 1984年〜1988年 ビジター用
深緑の上着は今見ても深みというか渋みを感じさせます。画像は西川佳明選手。

第5位
南海ホークス 1959年〜1968年 ホーム用
南海ホークスを形作った象徴的なユニフォーム。肩ラインに腰番号は今見てもカッコいいです。なお、1959年のみ腰番号はありませんでした。画像は杉浦忠選手。


第6位
南海ホークス 1959年〜1968年 ビジター用
深緑とグレーの相性の良さを感じさせるユニフォームです。画像は野村克也選手。

第7位
南海ホークス 1978年〜1983年 ビジター用
明るい緑のユニフォームの中では馴染み深く好きなユニフォームです。ラインに黒ではなく深緑を使うあたり、南海ホークスは緑色にこだわり続けたんだなと感じました。画像は久保寺雄二選手。
1983年。ベルト式になりました。ベルトが深緑なのがシブいです。画像は定岡智秋選手。
1980年。ホーム用と同じツバが赤の帽子を使ってました。画像は香川伸行選手。

第8位
南海ホークス 1978年〜1983年(1980年を除く) ホーム用
明るい緑の太いラインを入れることでチームに明るさを入れようとする意図を感じずにはいられません。画像は門田博光選手。
1983年。ベルト式でベルト周りを囲むタイプでした。画像は河埜敬幸選手。

第9位
福岡ダイエーホークス 1989年〜1992年 ホーム用
鳥の頭をイメージしたヘルメット、通称ガッチャマンヘルメットばかりに目がいきますが、焦げ茶とオレンジをチームカラーにする発想に目を向けてほしいです。画像は佐々木誠選手。

第10位
福岡ダイエーホークス 1989年〜1992年 ビジター用
1989年〜1990年。ベージュ地に焦げ茶の縦縞でした。ベージュ地のユニフォームは今見ても悪くないですね。画像右はウィリー・アップショー選手。
1991年〜1992年。グレー地にオレンジの縦縞でした。画像右は若田部健一選手。