パールハーバー(ホノルル/ハワイ) | 心にはいつもALOHA★Smileyの感謝日記

心にはいつもALOHA★Smileyの感謝日記

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いつも、心の片隅に忘れずに…
大好きなハワイのこと、感謝感謝の日々のこと
を綴っていきたい。。。
虹の橋を渡ったみるくに届きますように。。。
君と出逢えたこと、感謝。。

暑い日曜日、いかがお過ごしですか?
 
 

あの夏も、暑かったのでしょうか・・・
 
 
 
今年8月15日に戦後70年を迎えます。
 
 
 
金曜日には永遠の0が放送されましたね。
 
 
ハワイに何度もお邪魔していて
 
 
 
まだ一度も訪れたことのなかった場所。。。
 
 
 
日本人としていつかは必ず訪れなくてはと思っていた場所。。。
 
 
 
今年、行ってまいりました。
 
 
 
そう、パールハーバーです。
 
 
 
この地に関していうならば4年前に訪れるべきだったのですが…
 
 

今回こちらのアリゾナ記念碑には入れませんでした。
 
 
 
 記念碑の下には今も戦艦アリゾナと戦死された方のご遺体が眠っています。
 
 
 
そして、このアリゾナメモリアルにはボートでのみ行くことができるのですが
 
 
 
1日何人までと決まっているようです。
 
 
 
私たちが訪れたときは、すでにその日の人数は終了していたようです。
 
 
 
いつかはここにも訪れるべきだと思いますが
 
 
 
また、勇気のいることです。。
 
 
 
そして、戦艦ミズーリへ
 
 
 
ビジターセンターからバスで向かいます。
 
 
 
軍の施設であるため、バス内での写真撮影は禁止です。
 

こちらが戦艦ミズーリ
 
 
 
大きくて収まりません。。
 
 
 
乗船後すぐに、日本の係りの方が近づいてきてくれ
 
 
 
『日本の方ですか?船内の案内をしておりますがよろしければお聞きになりませんか?』と…
 
 
 
25ドルのチケット代に含まれているそうです。
 
 
 
もちろん参加は自由です。
 
 
 
私たちはもちろんお願いしました。
 
 
 
今思えば、この時お願いしなければ、
 
 
 
当時の痛みなど何も感じないまま
 
 
 
ただ、なんとなく『パールハーバーに行ってきた』で終わっていたような気がします。
 

この戦艦、そのものについても…
 
 
 
例えば、この右端の289と言う数字はこの中央の砲台から発射された弾の数だそうです。
 
 
 
他にも砲台があり、そこにも同じように数字が書かれています。
 
 
 
この地を訪れる前に最低限のことは勉強してきたつもりでした。
 
 
 
中でも気になっていたのはこの戦艦に命がけで体当たりし亡くなった
 
 
 
カミカゼ特攻隊のことでした。
 
 
 
その時の損傷が今も残っているということ。
 
 
 
 
こちらがそのへこみです。
 

わかりますか?
 
 
 
これも、この案内に参加しなければ、探せなかったかも…
 
 
 
それほど、この大きな戦艦からしたら些細なものだったんです。
 
 
 
ただし、特攻隊は当然のことのように爆弾をつんでいました。
 
 
 
もし、それが戦艦内で爆発したら、大変なことになっていたでしょう。
 
 
 
この時、命をかけて戦いに挑んだ特攻隊員のご遺体は
 
 
 
甲板に投げ出されたそうです。
 
 
 
そして、そのご遺体を当時この戦艦の艦長だったウィリアムキャラハン氏は
 
 
 
『この特攻隊員を、名誉を持って自らの任務を全うしたとして海軍式の水葬で弔う』
 
 
 
と兵士に伝えたそうです。
 
 
 
当然、艦内では反対の声もあったようですが
 
 
 
艦長は『敵兵でも死んだら敵ではない。お国のために命をささげた勇士である。丁重に葬ってやりたい』
 
 
 
と艦内に放送し、日の丸の旗を作らせそれで覆い水葬されたそうです。
 

甲板にある足跡は水葬式の際の遺体を海にかえす際に
 
 
 
兵士たちが立った立ち位置が示されているそうです。
 
 
 
お話を聞いていて、心が痛み、涙が止まりませんでした。
 
 
 
他にも、この案内に参加しなければ知りえなかったことなどが沢山ありました。
 
 
 
本当に案内してくださった方に感謝です。
 
 
 
解散後は自由に艦内など見て回りました。
 

食堂、ベッドルーム、歯科や郵便局もありました。
 
 
 
沢山のアメリカ兵が一日も早く家族のもとに帰れることを願い
 
 
 
また反面、いつ死んでも不思議ではない状況下におかれ
 
 
 
ここで、生活していたのかと思うと
 
 
 
やはり心が痛みました。
 
 
 
今も、まだ世界では戦争をしている国があります。
 
 
 
我が家には子供はいませんが、少しでも多くの子供たちに
 
 
 
戦争の痛みを知ってもらい、戦争のない世の中になればと願ってやみません。
 
 
 
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
 
 
 
大好きなハワイ、毎年癒しと元気を求めて訪れ
 
 
 
いつも、癒しと元気を与えてくれる、この地であった
 
 
 
アメリカと日本の悲しい出来事。。
 
 
 
今まで、目をつぶってきていたパールハーバー
 
 
 
今回、行ってよかったと心から思いました。
 
 
 
 
 
素敵な日曜日を☆彡