いつもアワのブログを読んでいただき

ありがとうございます。


12月に植えた百合の球根たちは

今年も変わらず自然の摂理に従って成長し

先週金曜日(夏至)から開花し始めました。


今週木曜日の朝の様子


そんな折、

親しくしている近所の保護猫団体の方から

「百合の花を1つ分けてもらえませんか?」

と聞かれました。


何でもこの近くの道路で

子猫が交通事故に遭い亡くなっていたそうで

道路から保護して

これから火葬場に連れて行くんだけど

その間だけでもお花を供えてあげたい。

ということでした。


いつものことながら慈悲深い彼女の行動に

また目を開かされる想いがしました。


なぜなら、

今までもたくさんの氣づきと学びを

私に与えてきてくれている庭の百合たちは

そんな役割も果たせるのかお願い

氣づかされたからです。


怖くて痛い思いをしただろう子猫が

百合の花に囲まれている姿を想像しながら

5輪の百合に心の中で声を掛けながら

花の根本あたりの茎をカットしていきました。


「今年も咲いてくれてありがとう。子猫ちゃんに寄り添うお役目に行ってらっしゃい」


その話を翌日の英会話の時に

フィリピン人の先生に話すと

生命には目的があるという話題になりました。


マニラの先生の家の庭には

大きなグアバの木があるそうで

フルーツの収穫や葉を取る際は

彼女もいつも「ありがとう感謝します」などの

声を掛けているとのこと。


先日はご近所の方が指を切ってしまったので

グアバの葉を取って患部に当てたところ

すぐに止血できたとか(個人の見解です)


彼女曰く、

植物は自ら動くことも

意思表示をすることもないけれど

自分の生命の目的を知っていると感じる。と


この話を聞いた時

以前読んだ小林正観さんの本の一節を

思い出しました。


私たちの身近な植物は、人間を癒しにきています。美しさや香りや、その姿形によって、生物の最高峰である人間を癒しにきています。


地球上の植物の99.9%は、一生涯、人間の目に触れることなく、黙ってひっそりと死んでいくのですが、生まれ変わりの回数を積み重ねた植物は、人間の目に触れるところに咲くことができたり、葉を繁らせたりすることができます。

(中略)

それらは人間を癒しにきている生物ですから、人間に褒めてもらったり、称賛されることが、とても嬉しいのです。そのようにされると、植物は応えようと表現をするのです。

(中略)

植物にも「愛している、大好き、ありがとう」を言い続けると、たくさんの植物が味方になってくれます。

(『豊かな心で豊かな暮らし』より)


本はこの後、

植物のみならず動物に対しても人間に対しても

味方になってもらうために必要なことは同じ

という内容で続きます。


話を戻しますと、

百合が半年以上の時を経て花開いたこと

子猫が交通事故に遭って今生を終えたこと

美しさと芳香を兼ね備えた百合を

虹の橋を渡った子猫の元へと願える心になれたこと


どれ一つ欠けても成立しなかったタイミングに

植物と動物と人間の生命は

人智を超えてつながっていることを

改めて氣づかされたのでした。


そして10年以上育てている庭の百合たちの

さらなる可能性を知るきっかけは

人の愛から発する言葉や行動でした。



いつもありがとうございます。

感謝します。

守護霊様、ご先祖様、そして周りにいる人たち。

今すぐ、

世界が平和になりますように×∞