私達にはそれぞれ、思い出さなければいけない過去がある。
今日私は24年前の記憶を瞑想で思い出した。
昨日まで仲の良かった友達が、ある日突然私を標的に嫌がらせを始めたあの日を。
思い出したくない記憶を、人は無意識に封印してしまうことが多い。
でも、それでは心の底から幸せにはなれない。
なぜなら、『許せない』という気持ちが、心にシミを作ってしまうからだ。
しかしそれを、あえて思い出し、正面から向き合う。受け止める。
そして、その映像を心の中で写真に撮り、イメージの中でその写真を燃やす。
燃えてなくなった跡を感じながら、何故そうなったのかを分析する。
この時に大切なのは、自分から抜け出して、自分も相手も第三者のように見ることだ。
私の場合、当時の自分はあまりに弱く、無知だったと知った。
相手の持った私への憎しみは、愛が恐れというネガティブによって形を変えたものだとわかった。
私のことは愛していたが、それと同時に恐れてもいたのだ。
やはり人は、恐れを怒りに変えることが多い。
日常の中で、怒りが心に起きた時は、私は恐れているのか?と自分に聞いて、冷静に対処していこう。
24年前、教えてくれた友達、ありがとうございます。
今あなたが、どこかで幸せに暮らしていますように。