メニューで売上を上げるカフェの作り方|カフェプロデューサー今井一代 -3ページ目

メニューで売上を上げるカフェの作り方|カフェプロデューサー今井一代

儲かるカフェと儲からないカフェの差、わかりますか?メニューとコンセプトを変えれば、小さな個人店でも利益は作れる。カフェ現場・レシピ開発・売上改善の経験から、開業前の設計〜開業後の客単価アップまでサポートします。

カフェを経営していると、
避けて通れない悩みのひとつがスタッフの離職率。
 

せっかく採用して、
仕事を覚えてもらって、
少しずつお店にも慣れてきた頃に退職。


また求人を出して、面接して、教育して…。


この繰り返しに疲れてしまっているオーナーさんも多いと思います。
悩む女性と枕

昨今はどの業界も離職率の高さに悩んでいるとは
思うのですが
飲食業界はもともと離職率が高い業界と言われています。


特にカフェは、
華やかに見える反面、
実際は想像以上にやることが多い仕事です。


接客、レジ、ドリンク作成、仕込み、洗い物、清掃、在庫管理…。

小規模店舗であればあるほど、
一人あたりの業務範囲は広くなります。


「カフェで働きたい」という憧れで入ってきても、
理想と現実のギャップで
辞めてしまうケースも少なくありません。


では、なぜカフェスタッフは辞めやすいのでしょうか。

よくある理由としては、

  • 思っていた仕事内容と違った

  • 人間関係が合わない

  • シフトの融通がきかない

  • 成長実感がない

  • 給与と業務量が見合わないと感じる

などがあります。

もちろん給与は大事です。
でも、実際には給与だけが理由ではないことも多いです。
 

時給が多少高くても、
毎回オーナーの機嫌に振り回されたり、
職場の空気が悪かったりすると、人は長く続きません。

逆に、多少忙しくても続く職場には共通点があります。


それは、ここで働く意味を感じられることです。

例えば、

1. 自分の役割が明確

「なんでもやって」ではなく、

  • ドリンク担当

  • ホール担当

  • 仕込み担当

  • SNS更新担当

など、自分の役割があると責任感と居場所が生まれます。


2. 成長できる環境がある

人は慣れたから辞めるのではなく、
これ以上ここにいても変化がないと感じると辞めやすくなります。

  • 新メニュー開発に関われる

  • 発注を任せてもらえる

  • イベント企画ができる

など、少しずつ仕事の幅が広がると定着しやすくなります。


3. 人間関係の安心感

小さなカフェほど、人間関係は重要です。

  • 注意が感情的

  • 人によってルールが違う

  • 古株だけ優遇される

こうした不公平感は離職につながりやすいです。

スタッフは仕事内容以上に、職場の空気感を見ています。


4. 働きやすさへの配慮

特に学生や主婦、副業スタッフは、

  • シフト相談しやすい

  • 希望休が出しやすい

  • 早めにシフト確定する

などの配慮だけでも満足度が大きく変わります。


5. 感謝や評価が伝わる

忙しい現場ほど、できていないことばかり目につきます。

でも、

「今日助かったよ」
「接客すごくよかったね」
「お客様が褒めていたよ」

こんな一言があるだけで、仕事へのモチベーションは変わります。


スタッフが定着するカフェは、
単に居心地がいいだけではありません。

ここで働く価値があると感じられる場所です。

  • 自分の役割がある

  • 成長できる

  • 人間関係が安心

  • 働きやすい

  • 認められている

この積み重ねが、結果として離職率の改善につながります。

売上や集客ももちろん大切です。


でも、スタッフが安定しなければ、
サービス品質も安定しませんよね。


離職率に悩んでいるなら、
採用方法だけでなく
「辞めにくい環境づくり」に目を向けてみることが、
遠回りに見えて近道なのではないかなと思っています。

 

 

今の時代、

Instagram、YouTube、TikTok…。

どこを見ても動画コンテンツがあふれています。

料理動画、レシピ動画、Vlog、店舗紹介…。

SNSの普及によって、
動画はもう特別なものではなく、
当たり前の発信ツールになりましたよね。
ほんと、時の流れは速い・・・

女性がスマホで動画撮影

だからこそ、

「カフェも動画をやった方がいいのかな?」
「動画をやらないと集客できないのかな?」

と悩む方も多いのではないでしょうか。


実際、

カフェ集客に動画は有効です。

ただし、
「とりあえず投稿する」だけではなかなか成果につながりません。

動画は“集客ツール”であって、目的ではない

動画を始めると、

  • 再生数

  • フォロワー数

  • いいね数

もちろん数字は気になりますよね。


でも、カフェ経営で本当に見るべき数字はそこではなく、

大切なのは、

動画を見た人が来店につながるかどうか。

ここです。
 

再生数が1万回あっても来店ゼロなら意味がありませんし、

再生数が500回でも、
そこから予約や来店につながれば十分価値があります。

動画の目的は、動画で稼ぐことではなく、


来店したくなる理由をつくること。

です。

カフェ動画で見せるべきもの

カフェは、
商品だけではなく空間そのものに価値があります。

だからこそ動画では、

写真では伝わりにくい魅力を見せることが大切です。

例えば、

  • コーヒーを淹れる様子

  • スイーツの仕上げシーン

  • 店内の空気感

  • 音(注ぐ音、焼く音、氷の音など)

  • 窓から入る光

  • お客様が過ごす雰囲気

こういったものは、
動画と非常に相性がいいです。

「ここに行ってみたい」

と思わせることが目的なので、

情報よりも体験イメージを伝えることが重要です。

いろんなカフェを紹介しているインスタグラマーさんが
いますが、そういうお仕事もありますからね!
 

動画で売るのではなく、動画で不安をなくす

不安、というと大げさですが
たとえば、

  • 店内ツアー動画

  • 人気メニュー紹介

  • オーナーやスタッフ紹介

  • 来店導線(駅からお店まで)

「知らない場所」から
「なんとなく知っている場所」になることで、
来店ハードルが下がります。

何を投稿するか迷ったら

動画というと、
凝った編集をしなければいけないと思われがちですが、

カフェの場合、むしろ、

  • シンプル

  • 世界観が統一されている

  • 継続されている

方が重要です。

例えば、

  • 今日のおすすめメニュー

  • 新作スイーツ

  • 仕込み風景

  • 人気メニューができるまで

  • 季節限定メニュー

  • 朝の店内風景

これだけでも十分です。

無理にバズを狙う必要はありません。

大切なのは「誰に来てほしいか」

動画を投稿する前に、
一番大事なのはここです。

誰に来てほしいのか。

例えば、

  • 一人でゆっくり過ごしたい女性

  • 作業したい人

  • スイーツ好き

  • 親子連れ

  • デート利用

来てほしい人によって、
見せる内容は変わります。

ターゲットが曖昧だと、
動画もなんとなくぼやけます。

だからこそ、動画を作る前に、
「どんなお客様に来てほしいか」を明確にすることが大切です。

まとめ

カフェ集客に動画は有効です。

ただし、動画を作ること自体が目的になってしまうと、
時間だけかかって成果につながりにくくなります。

大切なのは、

  • 誰に来てほしいのか

  • 何を伝えたいのか

  • 来店につなげるために何を見せるのか

を整理した上で活用すること。

流行っているからやるのではなく、

自分のお店に必要なツールとして使う。

その視点で動画を取り入れることが、
カフェ集客では大切なのではないかなと思っています。

 

 

 

ホームページの必要性

今は、SNSがあるので余計に「ホームページいらない」
っていう人多いですね。
オンライン学習画面で学ぶ子供たち
確かに、ホームページは企業が持つものというイメージありますし、

少しハードル高いような気もします。
実際にホームページを持つとなったら
レンタルサーバー、ドメイン取得、HPの構築、、、
ネットで業者探すけど
結局は誰に頼んでいいかわからない、みたいな。

私が思うのは

ホームページは、全員に必須ではありません。
SNSだけで十分な人もいます。
 

ただ、「ホームページを持ったほうがいいな」
と思う人は、ざっくり言うとこんな人です。

1. 単価が高いサービスを扱っている人

価格が上がるほど、お客様は慎重になります。

たとえば

  • コンサル

  • 講座

  • プロデュース

  • 撮影

  • デザイン

  • リフォーム

  • 美容エステ

  • 士業

など。数万円〜数十万円以上になると、
「この人、本当に大丈夫かな?」と調べられます。
そのとき、SNSだけだと「あれ?これだけ?」ってなりませんか?
SNSの情報は流動的すぎるので、
不安を感じる人もいる。その時にHPがあると、

  • 何をしている人か

  • どんな実績があるか

  • どう申し込めるか

が整理されていて安心につながります。

2. 法人・企業案件を取りたい人

企業担当者は、SNSも見ますが最終的にかなりの確率で検索します。

確認したいのは、

  • 事業内容

  • 実績

  • 過去案件

  • 会社情報

  • 問い合わせ先

など。SNSだけだと、
「個人の趣味アカウントっぽい」
「正式窓口がわからない」
となりやすい。企業案件が欲しいなら、
HPは営業資料の役割も持ちます。

3. サービス内容が複数ある人

事業が増えるほどSNSだけでは整理しづらくなります。

たとえば、

  • 個人向け講座

  • 法人コンサル

  • イベント

  • コミュニティ

  • オンライン教材

など。いくつかサービスがあるけど

SNSプロフィール欄だけでは情報量が足りない。

HPなら整理して見せられます。

「私は結局何を頼める人なの?」問題を防げます。

4. 長くブランドを育てたい人

SNSは借り物です。アルゴリズム変更、アカウント停止、
媒体の流行変化など、自分でコントロールできません。

また、集客を1つのSNSだけに頼った場合、
それがバンされた場合、アカウント乗っ取りにあった場合、
など、生命線が断たれたと同じです。

一方、HPは自分の資産。

発信の拠点になります。

SNSが入口で、HPは本店みたいなものですね。

長期でブランド構築したい人には向いています。


なくてもいいひと

逆になくてもいい人もいます。
例えば、

  • 趣味発信

  • インフルエンサー型

  • SNS完結の商品販売

  • 単価が低い商品中心

  • まずは発信を始めたばかり

この段階だと、
先にSNSやブログの方が優先順位高いこともあります。

判断基準としてはシンプルです。
女性がスマホで動画撮影


あなたのお客様は、
申し込む前にあなたのサービスを検索するか?

検索されるとしたら、HPを持つ意味があります。

  • 何者かわかる

  • 実績が見える

  • 問い合わせできる

これが重要。HPは「あると便利」ではなく、
信頼の受け皿として機能しやすいと思います。

無理して持つ必要はないけど、

SNSとブログ、ホームページは役割が違うので、
全部あると導線が整理しやすいです。



ざっくりいうと、

 

SNS=入口集客・情報拡散
ブログ = 信頼構築・教育
ホームページ = 事業の信用性

です。次回は各ツールの使い分けとポイントをお伝えしますね。