今年の初釜は着物を着て行ったのですが
その着物は義母が夫のお宮参りで着た着物。
私も息子のお宮参りで着させてもらった、
50年受け継がれる着物なんですね。
今回はその着物を着ていて
自分の人生は自分でつくることの
意味を再確認したというお話。
8年前のお宮参りの時は
着物を自分で着られなくて
着付けをお願いしていたんですね。
でも、今年は自分で着て、初釜に向かえたんです。
着付けをお願いするって
着付けに1時間、ヘアセットに30分
余裕を持って2時間見てくださいって
言われることが多いです。
11時のお席入りに間に合わせるには
移動時間もありますから
8時前には美容院入りしないと行けません。
そうなると子供の朝のお支度など
家族にも頼らなくてはいけません。
もちろん料金もかかり
ヘアセットと込みで25000円くらい![]()
ちょっとこの負荷って
日常的には難しく
着物を着ることへの
ハードルが上がってしまいますよね。
「もっと着物を着たいなぁ」
そう思いながらも
5,6年経っていたわけです。
実は私が自分で着物を
着られるようになったのって去年から。
それは去年「着物を日常で着る人になる」って
“決めた“からなんですね。
去年の元旦に家族にも
「今年は着物をたくさん着ます」と宣言![]()
決めて、
それから家族が寝静まった後に
夜な夜なYouTubeを見ながら練習。
そして、
着物を着る機会を増やして、
何度もチャレンジ。
でも実は、お正月に宣言して
4月1日に夫がアキレス腱断裂。
家のことも子供の習い事の送迎も
サッカーの当番も全て降りかかってきて。
もちろん夫の介護も。
(お風呂入れたり階段降りるの手伝ったり
本当に老後を垣間見ました
)
病院への送迎も会社への送迎もあって
もちろん自分の仕事もあって。
正直めーっちゃめちゃ
大変な4月〜10月だったんです![]()
でもその間も
ペースは落ちてしまったものの
新年に決めた「着物を着る」という
目標に向かっての歩みは止めなかったんです。
というか
その夢を達成した後の暮らしが楽しみで
それが大変な日々の支えだったんですね![]()
最初は着るまでに2時間かかって、
集合時間に遅刻しそうになったこともありましたし、
半泣きで着て行って現地で先輩に
直してもらったりしたことも![]()
でもそれが1時間になり、30分になり。
夫が復活した10月、
残りの2023年は自分の時間を楽しもう!と身軽になった時、
着物が着られる自分になっていたんです。
今ではお食事に行くときにも、
さっと着て出かけられるようになりました。
やはり、何事も、決めることから始まります!
そして、決めたことを、やる。
どんな小さいことでも良いから、自分との約束をちゃんと守る。
その積み重ねが自信になっていくのです。
人生って色々あるんですよね![]()
たいてい新たなことを始めようとすると
周りに事件が起こったり
反対されたり、ものが壊れたり
色んなことが起こるんです。
でもそれって
「不調はお試し」だから
ステージが変わるお試しだと思って
自分の決意を曲げない。
そこで立ち止まるのか
決意を活力に困難を乗り切るのか
その選択で人生は大きく変わります。
私も着物を着れる人になるって決めて
夫のアキレス腱断裂が起こって
今年は無理だったと思って
言い訳することもいくらでもできました。
でも「お試し」キターーー!!!と思って
迷わずチャレンジし続けたからこそ
夫が回復した時には着物が着られるようになっていて
11・12月は週に1,2回着物を着て
お出かけできたんです![]()
夫に尽くしまくった反動もすごかったけれど![]()
残りの2023年は自分のために時間を使うと決めて
(あ、ここでも決めてますね!)
私、この日、出かけますから!、と
宣言して動き回った昨年末でした![]()
決めて、決めたことをやることで
自分の人生は自分で作っていけるんです![]()
もう2月も半分過ぎましたね。
あっという間ですよ!
年始に立てた目標に向かって
順調に進んでいますか?
もし進んでいないなと思ったら
目標は
「〇〇したい!」になっていませんか?
「〇〇する!」って”決めて”
決めたことを、やる!を
意識してみてくださいね![]()
