ドキドキワクワクしながら読んでくださった方も
少なからずいらっしゃるようですが
そんな話は書きませんので。
たぶん。
さて、せっかくＡＢＣ理論の話をしたので
それを提唱したアルバート・エリス（Albert Ellis:1913-2007）という偉大な心理学者のことを
ご紹介しておこうと思います。
といっても詳しい経歴やなんかは、調べれば出てくると思うので、
なにがスゴイと思うか、というところだけ。
アルバート･エリスは１０代のころ、女性の前では
痛々しいほどのはにかみ屋さんだったそうです。
普通はそれで終わりますが、
彼は自身である方法を考え出しました。
彼はある年の夏に、ニューヨーク植物園のベンチで
ほとんどの時間を過ごしました。
そして女性がベンチに腰掛けるたびに
なんと彼は自分を奮い立たせて
女性に話しかけたのです。
そんな生活を毎日繰り返し、
1ヵ月後には１００人もの女性と会話をしていました。
彼にとっては大きな発見があったのです。
「悪態をついたり、逃げ出したりする人はいませんでした」
後に彼は語っています。
「私は考え方を変え、感じ方を変え、そして特に
行動を変えることで、完全に内気を克服したのです。」
１００人に声をかけまくったこの人
ただのナンパです！（笑）
でも、内気な人がナンパをするなんて、とても大変なことです。
彼は自分の固定観念（Belief）を
上手に入れ替えることに成功したんですね。
「突然話しかけたらきっと嫌われてしまう」
という思い込みを冷静に分析して
「話しかけたぐらいで嫌われることはないかもしれない」
むしろ
「嫌われたっていいじゃないか。地球の半分も女性はいるんだから」
ぐらいのビリーフに入れ替えてしまったんです。
そしてそれを実際に行動に移した。
ここがスゴイと思います。
論理療法が認知行動療法と呼ばれるようになったのは
彼がビリーフ（固定観念）を認知し、
自分の行動の責任をとり、人生を歩み続けることを促したからです。
何かに悩んだりしたときには思い出してみましょう。
ナンパしたらいいのか(*´Д｀*)
あ、いえいえ、そこじゃなくて。
自分の固定観念を知る。
そして行動してみる。
です。
私も早速実践してみましょう。
お風呂上りにアイス食べなくたって死にはしない。
だから我慢して寝る！
おやすみなさい(´_ゝ｀)
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