今日は住宅リフォームについて少しお話します。
家をリフォームするってどんなことだと思いますか?
もちろん、傷んだ部分を修繕する、それも立派なリフォームです。
家を丈夫にしておきたい、それも大きな動機になるでしょう。
ただ家を触るということは、実は修繕や補修・補強に留まらない要素があるんです。
家というのは数多くの建築資材・部品から構成される大きな箱です。
(ちなみに車で約20000点だそうです。住宅はもっとたくさんあります。)
その箱をどう直すか、それだけに捉われていると部品の吟味だけしていることになってしまいます。
もちろん例えば車なんかでもパーツにものすごくこだわる人もいます。
ただ、一般的にはこれはマニアと呼ばれます。
パーツが好きなんです。
趣味だからそれはとても素敵なことです。
ところが「快適に移動する」ために車を買おうと思っている人に、
プラグがどうか、コンピュータがどうか、
それほど重要な問題ではありません。
その車で誰とどこに出かけたいのか、
例えば
「家族みんなでキャンプに行きたい」
「かわいい彼女を横に乗せて、颯爽とドライブしたい」
「私らしさあふれるかわいい車に乗りたい」
そんな基準で車を選ぶ人の方がきっと多いでしょう。
家についても同じはずです。
「どんな家にしたいのか」
それはすなわち
「どんな暮らしをしたいのか」
あるいは
「家族とどんな関係でありたいのか」
ということがとても大切になるんです。
ですからリフォームをしたいと思ったときには
まず自分自身、家族についてしっかりと考えることが重要です。
これから先、どんな家族でありたいのか
その答えは世の中の家族の分だけあるでしょうし、
家族の中でも意外と意見は分かれるものです。
そしてしっかりと考え、話し合った分だけ、
そのリフォームはきっと満足のいく幸せのリフォームになることでしょう。
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