四月大歌舞伎へ


🌸大好きで尊敬する玉三郎丈に会いに 🌸
🌸歌舞伎に行ってきました🌸
久しぶりです!

そして仁左衛門丈との競演!
🌸
ウキウキです!



仁左衛門丈との競演

本当に本当に素晴らしかった
それしか言いようがありません💧


夜の部 演目は
🥁於染久松色読販
🥁神田祭
🥁四季


玉三郎丈と仁左衛門丈の珠玉のコンビ

最初の演目は鶴屋南北の話、玉三郎さんと仁左衛門さんが悪の華を咲かせるちょいとワルの夫婦を演じますが、こういった婆と表現される役でさえ玉三郎さんが演じるとそこかしこに美しさを感じでさしまう所作の美しさを見ることができます。そしてやはり何と言っても仁左衛門さんの光り輝く男っぷりの素晴らしさときたら、歌舞伎界を牽引されてきた貫禄が随所に溢れ出ていて、本当に素晴らしく
格好がいい!


二幕目 神田祭

はお祭りのおめでたい雰囲気の中での美しさの共演で夢のよう、としか言いようがありません。
仁左衛門さんのおめでたい様子の衣装、玉三郎さんの黒地に足元に葛飾北斎ような波の絵が描かれた着物を纏った美しさに所作の美しさにお二人の色気のあるやり取りにうっとりします

お二人が花道を徐々にさられていく姿の美しいこと場内の拍手喝采は鳴り止みませんでした


三幕目 四季
 
春、夏、秋
愛之助さん、菊五郎さん、孝太郎さん、松緑さんなどなど豪華な皆様の競演が輝きます。

🌸

幕間にお食事やお弁当をいただくのも
楽しみの一つです

歌舞伎座内にもお土産もたくさんあり、またオリジナルアイスモナカや鯛焼なども楽しめます🍦


私は今回は昼の部の演目に出てくる
京都は男山
石清水八幡宮のハト最中やどら焼き
そして
歌舞伎役者さんが贔屓さんなどにお配りするという緑茶のお菓子を購入しました🌸




また緞帳の美しさも幕間の楽しみの一つで

東山魁夷先生や上村淳之先生、中島千波先生などの絵を絨毯メーカーのセルコン 川島織物さんが制作されていて清水建設さんや永谷園さんなどがスポンサーとなり歌舞伎座さんを応援しています
場内アナウンスもして下さいます




また歌舞伎座館内2階には上村松園さんの日本画などが飾られていてその辺りの椅子で休憩もできます


歌舞伎座には色々な楽しみがあります!










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🌸オマケ🌸

 尊敬する玉三郎丈
(長くなります)

普段はごめんなさい。『玉三郎』と勝手に呼び捨てにさせていただいていますが、玉三郎さんが大好きで、玉三郎さんを見に歌舞伎に行っていると言っても過言ではありません。

他にも素晴らしい歌舞伎役者さんはたくさんいらっしゃいますが、玉三郎さんの魅力はその姿の圧倒的な美しさで、それは持って生まれたものにご自身の弛まぬ努力が相まり当代一の女形として歌舞伎界を背負っていらっしゃるのだと思います。

玉三郎さんは女形ですので衣装のあしらいが想像以上に難しいのではないかと推測します。今度京都南座で公演されますが『阿古屋  壇浦兜軍記』もその一つで、花魁の衣装が頭のかんざしなども含め30キロはあろうところに琴や三味線や胡弓で、源氏からの執拗な追求に対抗するという、ただ美しいだけではないこれぞ芸能の真骨頂という見るものを圧倒する芝居での衣装や小道具のあしらいの陰に隠された玉三郎さんの弛まぬ努力がそういうところにも感じられ感動します。

またこういった花魁の衣装までいかなくとも、着物の例えば裾が広がった着物の何気にされている所作には実は相当の努力が隠されているはずです。



出雲阿国が歌舞伎を始めてから私が存じ上げない素晴らしい女形の役者の方はいらっしゃったと思いますが玉三郎さんについては、やはり随一であるのでは、ないかとその芝居を拝見する度に感じます。

ただ、ご自身の努力は並大抵のものではなく女形として生まれ持った運命に、この歌舞伎に正真正銘人生を捧げられている

『運命の女形』でいらっしゃると思います

演目はかねてから受け継がれてきた仮名手本忠臣蔵や俊寛、弁慶の勧進帳、娘道成寺や藤娘、鷺娘(こちらは玉三郎さんの十八番でしたがもう10年以上前に演じられるのを止められまさしたがDVDナドあります)、石川五右衛門などなどお家によりの十八番がらありますが、また滝の白糸などの現代物や普段の庶民の他愛もない生活を物語としたり恋愛ものであったり、おめでたいものであったり、そこここに笑いのある演目もあり見ているとどれも引き込まれていきます。

歌舞伎を実際に見ると、その背景の美しさ、そして衣装の美しさに目を奪われます。演目はいつも華やかなものばかりではありませんが、その背景の美しさ、そして衣装の美しさがあり、新春にはおめでたい演目が選ばれたりしますが、いきなり華やかな舞台に様変わりする様子も大変美しく館内は歓声で盛り上がります。

そして歌舞伎ではお囃子の方々の演奏や長唄がなくてはなりません。三味線や笛、鼓や太鼓など、奏者の方々の背筋が整った演奏に裃に袴など日本の伝統芸能の素晴らしさをこちらからも感じられます。そして衣装替えや小道具を援助する黒子の方々、効果音も重要な小道具でこういったすべてが相まって舞台が成り立ちます。



また玉三郎丈に会いに行きたいですし
仁左衛門丈との競演を楽しみにしたいです


素晴らしい贈り物を
ありがとうございました!


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