母が遺したものと父のその後 | 片づけと子育てと自分らしさ

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モヤモヤしがちな私が片づけで学んだやり方で自分を整えていくブログ

現在引っ越し準備中、旭川のライフオーガナイザー®仲村尚子です。
 

昨年9月、転勤族のわが家に辞令がでました

夫は一足先に単身赴任生活を始め

中3・小6の息子たちと私はまもなく新居へ向かいます

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はじめましての方はこちら へどうぞ

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三連休、母の一周忌と長男が通う高校の用事が重なり、実家に行ってきました。

家族だけでおいしいごはんを食べてきました


この一年間、身体が動かなかった時、無性に悲しくなる時、母に対する思いでモヤモヤする時もありましたが、今は大きく波風立つこともなく穏やかで元気に過ごしています。


私の両親を知る友人たちからは、「お父さん、大丈夫?」と声をかけてもらうことが多いです。
思っていたよりも早く母が旅立ってしまったので、直後は私も心配でしたが、びっくりするほど父は元気です。


昔からの友人が定期的にごはんを食べに来たり、泊まっていったり、旅行にも行ったり。
実家の食器棚には、グラスやら呑む時に使うものが増えていたりと、なんだか楽しそうです。


また、コロナになってから飼い始めたワンコの散歩があるので生活リズムも崩れていないようですし、『犬友』のみなさんのおかげで、地域での横の繋がりも広がっているようで、これまたすごく楽しそう。


父の元々の性格もあると思いますが、こんなふうに元気で過ごせているのは、
家の中が整っていて、困りごとが少ないからではないかと思うんです。


以前にこちら で実家のことについてブログにしています。


家事が好き、キレイ好きだった母の家は、いつも整っていました。
全てのモノの定位置が決まっていてモノがあふれていない状態がキープされていました。
使ったモノが戻しやすいというのは、片づけがしやすいということ。

実際、この一年間で「家の中で何か困っていることある?」と何度か父に聞きましたが、ほとんどないとの返事でした。
片づけの仕組みが整っていると、家のことを管理している人が急にいなくなってしまっても、ちゃんとまわっていくんですね。


また、父には少しだけ家事の習慣がありました。
一年前の緊急事態宣言でのステイホーム期間から、母と家事のルーティンの分担を始めていたようです。
(まだ母の病気がみつかる前のこと)
その時に掃除やごみ捨てを母にたたきこまれたようで(笑)結果的に今の自分の生活に活きているようです。
この一年で実家には何度か泊まりに行っていますが、キレイな空間は変わらずキープされていて、お父さんすごいな…と毎回感心しています。



家が片づく仕組みと家事の習慣
母が毎日の暮らしの中でコツコツやってきたこと、
片づけ、掃除、毎日のリセットなど小さな習慣の積み重ね。
亡くなった後、遺された家族にこんなにも大きな影響を与えてくれるのだということを、
少し離れた場所から父を見ていて気付かされました。



母のおかげで父は元気でアクティブ
娘の私はさほど心配する必要もありません
父と私は適度な距離でいい関係が保てています
母が遺していってくれたものは、大きいです。
 


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