今日はただの独り言です
昨日、何ヶ月ぶりかに映画館に行きました。
昨日、何ヶ月ぶりかに映画館に行きました。

この映画は絶対に見に行くと決めていたんです。
2014年、埼玉県で17歳の少年が祖父母を殺害した事件をベースに描かれた作品
内容は省きますが、観終わった後、重いんです…
どんより、ため息も出ました。想定内ですが
あぁ、私に何かできることはあるのだろうかと。
実話をもとにしているので、少年が殺害してしまうことは最初からわかっていますが、
ストーリーの始めから私の頭の中にあったのは
「最悪な事態はどこが始まりだったのだろうか」ということ。
長澤まさみさん演じる秋子がどんな環境で育ったのかについて詳しくは触れていません。
これは私の想像ですが、
やはり秋子とその両親との関係性が始まりなのではないかな。
一見、普通のご両親なんですけどね。
秋子のお母さん、きっと娘をあんなふうに見ていたんだろうなぁとか
姉妹で比べていたんだろうなぁとか。
わが子のできることよりできないことに視点をおいていたんだろうな。
もしまるっと存在を受け入れていたら、違った人生だっただろうなぁとか。
ま、これはあくまでも私の想像ですが。
ここまで考えて気づいたのが、
以前の私と似ているじゃないか…ということ。
わが子のできないことばかり目についちゃうとか、
他のコと比べちゃうとか。
ゾッとしましたよね💦
(私が考える)この始まりの部分は、割と多くの人に身に覚えがあるのではないでしょうか。
今の私は息子たちのできていないところより、できることを見るようになったし、
誰かと比べることもなくなりました。
それは、ライフオーガナイズを学んでからのこと。
だから、ゾッとしたのと同時に、私にできることも見えたのです。
2010年6月、大阪で母親が幼いわが子ふたりを自宅に置き去りにし餓死させた事件をモチーフにしたもの。
少し前に読み終えていました。
この本も苦しかった、ずっと。
気になる箇所につけていた付箋を
昨日再度読み返したら、
映画と本と、繋がるんですよね…
こちらも多いに親子関係が影響している
私は何故、この類のストーリーに意識が向かうのだろうか。
あまりにも壮大すぎてクラクラしていますが
結局、私にできることは大きなことじゃなくて
ごくごく小さなこと。
見つけたその小さなこと、大事にしていきたいな。