旭川のライフオーガナイザー®仲村尚子です。
季節の変わり目、風邪を引くタイミングはいつも咳から始まる小4次男
先週、急に咳が始まり
寝ている時の胸の音が久しぶりにひどく辛そうでした。
翌日小児科を受診し、風邪というよりはアレルギー反応でいつもより咳がひどかったようで
朝晩自宅で吸入することになりました。
数年ぶりに自宅での吸入が決まり、私の頭をよぎったのは
「全部自分でやってもらいたいな」ということ。
吸入を嫌がっていた赤ちゃんの頃とは違い
吸入をすることの重要性は本人もわかっているはず。
自分できるような仕組みを作ってあげれば、私の手をかりなくてもできるだろうと思ったのです。
では、どんな形にしたら良いのだろう。
1.まずは思考の整理から
小児科からの帰り道、次男にいくつか質問をしました。
久しぶりに吸入が必要なくらい悪化していたんだね。
今日から始めるけど、なんのためにやるかわかる?
「咳がひどくならないために」
咳がひどくなったらどうなるのかな?
「自分がつらくなる。走れない、サッカーができない。」
そうだね、サッカーができないのは楽しくないもんね。
これからしばらく朝と寝る前にやることになるけど、続けられる?
「うん」
やり方教えてあげたら自分で吸入できそう?
「うん、最初はお母さん見ていて。」
わかったよ。
吸入はおうちのどこでやりたい?
「寝る部屋がいい」
寝る部屋のどこ?棚に置く?
「いや、床に置きたい」
このやりとりの中で私が確認したかったのは
・吸入することの意味や効果を理解しているか
・自分でやりきることに納得しているか
・吸入器をどこに置いてやりたいか
ということ。
ルーティーン化されている朝晩の行動の中に
吸入という、一見面倒くささや煩わしさを感じてしまうような行動を追加するのだから
その行動の意味や効果を理解できていないと続かないと思うのです。
『吸入をしたら呼吸がラクになって走っても咳が出ないから、好きなサッカーが楽しくできる』
こうやって自分に納得していること・自分に同意していることが何よりも大事なこと。まずはここが第一歩
その上で、
次男に合った1番ラクにできるやり方にしてあげれば
よりラクに続けられます。
定位置をどこに設けるかでもラクにできるかどうかは変わりますので、次男の希望を聞いておきたかったのです。
ダイニングテーブル周辺がやりやすいかなと私は想像していましたが、違う回答が返ってきましたね
私のやり方で定位置を作っていたら、きっと次男にはやりづらくなっていたことでしょう。
2.収納の形を考える
定位置も決まったので、次は収納を考えます。
・出し入れが簡単
・一箇所に全部まとめる
・できるだけコンパクトに を目指します!
最初の数回は見守ってあげましたが、それ以降は本人が一人でやっています。
そしておかげさまで咳もでなくなりサッカーも楽しく練習しています。
次男はアレルギー体質で花粉や食べ物に反応しやすいです。
きっと大人になってもその体質は変わらないだろうと思うのです。
咳がひどくなった時は吸入すれば体がラクになるとか、
この時期は咳が出やすいとか、
自分の体のことを小さいうちから少しずつわかっていれば、
大人になり一人で生活することになった時にも
どう対処したらよいか困らないだろうなと思います。
“次男が自分で吸入ができるように”なってほしいのは私がラクをしたいわけではなく、そんな意味合いがとても大きいです。
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