家族とおうちが大好き!札幌のライフオーガナイザー仲村尚子です。
1年前から小学校の図書ボランティア、朝読みに参加しています。
割り当てられたクラスに8時半に行って、こどもたちの前で本を読む、というものです。
今朝は4年生のクラスでした。
長男が4年生のため、知っているコはたくさんいるし、私も知られています。
何回か行っているクラスなので、そろそろネタ切れ。どの本にしようか迷いました。
今日の絵本は、
だいじょうぶだよ、ゾウさん
仲良く暮らしているおさないネズミと年老いたゾウさん。
年をとったり、病気がおもくなったら行く“ゾウの国”というところがあり、
「もうすぐぼくもいくんだよ」のゾウの言葉を受け入れられないネズミ。
ネズミが成長していくのとは反対に、ゾウの体は徐々に弱っていきます。
いのちがあぶなくなっていることに、気づき始めます。
ゾウがいなくなることはかなしいことだけど、ゾウの国にいけばしあわせになるのだと
思うようになります。
ゾウの国に行けるようネズミが手助けをして送りだす、というお話です。
一言も「死」という字は使われず、優しい絵と優しい文章で描かれています。
「死」をテーマにしたものを朝から読むのってどうなんだろう?と思いましたが、
長く朝読みをやっているお母さんでこの類の本を読んでいる方結構いることがわかり、
思い切って読んでみました。
感想まできく時間はなかったけど、読み終わった後こどもたちの表情がいつもと違うのだけは感じました。
私は朝読みの前の晩、練習で息子たちに読んだりするのですが、
長男には「その本悲しくなるからもう読まないで」と言われました。
次男とは「としをとると、目が見えずらくなったり、耳がきこえずらくなったりするんだね」と話ができました。
「じぃじやばぁばもいつか・・・」ということも言っていました。
私からはうまく説明できないことを、この本が代わりに教えてくれます。
私の好きな一冊です。
★スマイルな一日になりますように★
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