アンサンブルのパート②~ベースが恐い理由~ | 気の向くままにつれづれと

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中1と小4の子供をもつワーママの気まぐれな日記

ということで、

ベース「ミスれないぞ恐いぞ」の理由。

 

 


まだ娘は幼児科時代かその前だったか、

兄のアンサンブル大会でのこと。

 


 

低学年の、確か4人で構成された

他グループさん。

皆がどこがで聞いたことのある有名な曲。

私もメロディを知っているから、

安定感のある演奏だなぁと思って聴いていた

記憶がある。

 



が、中間部に差し掛かったときに、

ベースがちょっとだけずれた。

 



あ、ずれた?と思った直後から、

和音もずれ、そしてメロディが崩れる。

テンポも遅くない曲だから、皆弾き続けるが、バラバラ。

立て直すタイミングが難しそう。

 



顔も名前も知らない子たちのグループ

だったけど、とにかく全力で

「頑張れ頑張れー!」

と心の中で祈って祈って…

その部分(多分10秒ちょっとくらい)

が終わったら、

きれいに戻ったのでなんかすごくほっとした。

 


そして、最後まで弾ききった子たちに、

私は自分の子達以上に

その日一番の拍手をした。

 




 

ベースから崩れたアンサンブル。

恥ずかしながら、

それまで「ベースパートは簡単」

としか思っていなかった私にとって、

すごく衝撃的な出来事で、

この時のことはかなり鮮明に覚えている。

 


アンサンブルにおいて、もちろんのこと、

すべてのパートが重要で、


欠けていいパートはないけれど、


ミスっていいパートもないけれど、



ベースはその名の通り、

曲のもととなる基盤であり、低音も響くし、

皆ベースを感じながら、

ベースに音をのせていくんだ。

ということに気づかせてくれた出来事であった。

 

 

 

そして、娘、J専1年目のEFアンサンブルが、まさかのこの上記の曲。

 



そして、先生からベースの指名。

 



…運命?って思ってしまった。

 

 


ベースの指名理由は、

頻繁に音替え(フットスイッチ使用)するから、家にエレがある娘に、ということ。


別にリズム感がある、とか上手いからという理由ではない。

 



当時の記憶が鮮明にあるので、

私も娘に付き添って一緒に練習。

とりあえず一通り弾けたら、オーディオで

曲を流し、テンポも色々変えながら

とにかく合わせる。


仕上がってきたら、

上記プラス離鍵のタイミング、強弱をつけ…。

 


迎えた本番は、とりあえずベースの責務は果たせたかなと満足。

 

 

 

次の発表会では、ワルツ系の曲のベースで、

(確かこれは立候補)

私の好みどストライクな曲だったのに…、

コロナで発表会は中止、幻の曲となって、

で、今回のアンサンブル。

 


みんな途中で旋律弾いたり和音弾いたり、

いろいろ変わったりするけれど、

ちなみに我がグループの絶対的エースちゃん

(素敵な演奏するピアノ専のお子さん)は、

旋律のオブリガード的な部分のパート。

うん、納得。という感じ。

 


そして娘、ベース、と指名を受けたとき、

先生より「「等速感」が大事だから頑張ってね」と。

 

以前も今も、気分屋娘の苦手とする「等速感」。なのになぜにベース?なのだが、もしかしたら、この部分を伸ばして欲しい、という先生の期待からのベース指名かなと思ったり。




出だしからベースの音が多分響く今回の曲。

しっかり周りの音を聴きながら弾けるように、

これから練習に励んでいただきたい

&サポートしていけたらなと。