指で描く 可愛くてほっこり優しいパステルアート教室「スマイルあーと工房」
まつざきみゆきです
前回の続きです
長野県から帰ってきて、早速イラストを描き始めました
いえ、実際には 7月1日にワークショップのイベントを控えていたので、その準備の型紙作りをまずやって
10月に地元の小学校で開催される「ブックフェスティバル」というイベントのための小道具を作り、
本格的に描き始めたのは7月の2週目からでした。
絵本の文章は、山本さんが作詞作曲した
「しあわせことんの歌」の歌詞になってるので
ページごとに歌詞に合う絵を考えました
山本友子さんは、
とても明るくて優しくて前向きで、夢と理想に燃えていて、ものすごくパワフルで、おまけに愛に溢れてる人で
まぁとにかく凄い人なんです
長年の夢である絵本をやっと作ることになったので、そりゃ絶対に妥協は出来ないし
1ページ1ページに愛と光を込めたいんですね
なので
「みゆきちゃん、このページのこの部分はこういう感じにしてほしいの。ちょっと直せる?」
「みゆきちゃん、このページもう描き始めちゃったよね。ごめんね、やっぱりこれも入れて描いて」
「みゆきちゃん、このページの左側のこの部分は右に持ってって、ここにはこういうのを入れてもらえるかな?」
正直、「まじか」と泣きそうになったことも多々あるのですが(🤣笑)山本さんとプロジェクトの皆さん達の綿作りに対する愛情と情熱と、「やっと絵本が出来るんだ」という大きな期待に応えたいし、
なによりも私も この大きなプロジェクトの一員にならせていただいて、
「日本で綿を作ることの重要性をたくさんの皆さんに知ってもらいたい
この絵本を見た人達に暖かい気持ちに、優しい気持ちになっていただきたい笑顔をお届けしたい」という思いで、描いて描いて描きまくりの毎日になりました
でもやっぱり 思うようには進まず、8月の頭にそれまで描いた原稿を送ったのですが7枚くらいしか描けませんでした
届いた原稿を見た山本さんからは
「凄いよみゆきちゃん、凄く可愛い素晴らしいよ」
と言っていただいたのですが、
出版社の社長さんからはすんなりOKは出ず😱
「送ってくださった原稿なんですが、あなたの絵はとっても優しくて誰もが何度も見たくなるとてもステキな絵なんだけど、このままでは印刷しても綺麗に映らないんですよ。
いちどお返ししますので、全ての絵に縁取りをしてください。それと色が薄いところが多いので、出来るだけハッキリ濃く塗り直してください。」
塗り直し?
縁取り?
まだあと何枚描くんだっけ
これやり直しなんかしてたら、ぜんぜん間に合わないんじゃないのぉぉぉ
もうあと半月しかないけど
でででも
プロの出版社の社長さんがそう言うからには
やるしかない!
描くしかない!
戻ってきた7枚の絵の直しと
新たに描かなきゃいけない8枚の絵と
締め切りまではあと半月
そしてパートは休めない🤣🤣🤣
またまた続く〜