新型コロナ感染症対策アドバイザリーボードの感謝の集い開催。 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

新型コロナ感染症対策アドバイザリーボードの感謝の集い開催。

1.6月13日に、「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」の感謝の集いが、厚労省に程近いレストラン(立食形式)で開催されました。歴代厚生労働大臣加藤勝信(R1—R2、R4—R5)、田村憲久(R2—R3)、後藤茂之(R3—R4、R4—R5感染症危機管理担当大臣)、武見敬三(R5—)】が出席し、厚生労働省の事務次官、医務技監、医政局長、健康・生活衛生局長等の事務方幹部も交えて尾身茂理事長脇田隆宇アドバイザリーボード座長等19名のアドバイザリーボード【ADB】のメンバーをお招きしました。

      

2.ADBの開会中は、150回にわたりマスクで、主にオンライン参加であったものが、こうして、まだまだ感染者はいるものの新型コロナが5類に変更され、マスクをせずに相対で、懇談できることがうそのようだとみんなが新型コロナの4年を振り返り、盛会となりました。私からは未知のウイルスとの闘いの中で、時として学者の専門的意見、行政として意見、大臣の政治決断など意見の食い違いや重要視する視点が異なることもあったが、今思うとワンチーム(One team)としてみんなが全力を出して支え合えたことが、本当によかったと心から感謝申し上げました。尾身茂先生からもよいチームだったこと、今後感染症の感染危機があってほしくないがその折にはまた集まり、各々が今後育てる後継者も含めて、全力で仕事をしようとの発言もありました。

 

3.厚生労働大臣当時、岸田総理から特にご相談があり①内閣官房に、内閣の司令塔機能をもつ『内閣感染症危機管理統括庁【CAICM:   Cabinet Agency for Infectious Disease Crisis Management】』を設立し、②『国立感染症研究所』(国)と『国際医療研究センター』(独立行政法人)を統合して、『国立健康危機管理研究機構【JIHS:Japan Institute for Health Security】』(いわゆる日本版CDC。特殊法人)を設立することを決めましたが、今後しっかり感染症危機管理の体制づくりを行うことが必要です。

 

4.内閣感染症危機管理統括庁では、有事に際して迅速に対処を行うため、予め有事の際の対応策を整理し、平時の備えの充実を図るため『新型インフルエンザ等対策政府行動計画』の改訂作業をすすめ7月はじめに閣議決定を行う予定です。