令和6年能登半島地震の発生 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

令和6年能登半島地震の発生

1.令和6年1月1日16:10に石川県能登地方(輪島の東北東30km付近)において、マグニチュード7.6(暫定値)、深さ16km(暫定値)、最大震度7(石川県志賀町)の直下型の地震が発生しました。1月2日12:00現在で死者6名、心肺停止者4名の被害が確認されており、住家被害は現在各県において調査中ですが、大きな被害が出ていることが予想されます。避難状況は、3県合計で955箇所57,360人(うち石川県423箇所40,688人)となっています。

        

2.火事は未だ消火の活動中ですが、ライフライン等の状況については、1月2日11:20現在、停電33,000戸(うち石川県32,900戸)、断水4県24市町、携帯電話についてはエリア支障が報告されています。新潟県、富山県、石川県及び福井県の計35市11町1村に災害救助法の適用を決定しました。

 

3.まずは、

① 倒壊建物からの人命救助

② 穴水町から先の道路の遮断があり、輪島市、珠洲市への道路の啓開

③ 燃料、水、食料などをpush型で支援

(小松空港から自衛隊ヘリで物資搬入と人の輸送)

  などに全力を尽くすことになります

4.政府においては、1月1日17:30に能登半島地震特定災害対策本部(防災大臣をトップ)を設置、20:00に第1回会議を開催。1日22:40能登半島地震非常災害対策本部(総理をトップ)に格上げし、1月2日9:15に第1回本部会議を開催しています。1日20:00には内閣府調査チーム(古賀副大臣)を石川県庁に派遣し、23:22現地対策本部が設置されました。1日16:45には石川県知事から陸自10師団(守山)に対して石川県内での活動要請が出され、防衛省が対応しています。

  災害対応の状況に応じて、衆議院災害対策特別委員会での対応についても与野党筆頭理事間で調整中です。

 

5.未だに余震が続く中、大変な状況が続いており、できる限りの対応を図っていかねばなりません。被災地の皆様に対して心からお見舞い申し上げます。みんなで支え合って頑張りましょう。