政治資金パーティー問題について。 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

政治資金パーティー問題について。

1.自民党派閥パーティーで政治資金のキックバック(還流)があったとされる問題をめぐって国民の間に大きな不信が拡がっています。派閥事務所に強制捜査が入る事態は全く異常なことであり、事態を深刻に受けとめています。私自身は、自民党に入党して20年以上無派閥を通しており、派閥に属したことは一度もありませんが、自民党が国民の信頼を回復することは、まず重要なことであり、自民党所属議員の一人として強い危機意識をもって事態に対応しなければならないと考えます。

 

2.派閥問題が報道された後、党四役等はパーティーのほか派閥の忘年会、新年会の自粛等の申し合わせ、その後の四閣僚、党幹部の辞任等の対応がなされましたが、これらは根本的な解決だとは考えられません。状況をしっかり把握し、必要な対応を党としてしっかり考え、実行していくことが重要です。

 

3.東京地検特捜部が政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)の疑いで捜査を進めており捜査への協力は必要です。徹底した事態の解明が必要です。

 

4.「政治とカネ」に関する国民の不信を払しょくしていくためには、政治資金の透明性を高めることが極めて重要です。政治活動に資金が必要であることは世界中どの国でも共通ではありますが、政治資金の「出」と「入」について国民に対して明確になっていることが求められます。政治資金規正法の改正等をはじめ、早速に制度の見直しも進める必要があります。

  

5.現行の政治資金規正法にのっとった報告や、正しい記載が行われなかったことについて各派閥や政治家は自ら襟を正し、政治の背負った責任をもう一度再確認しなければなりません。国民の信頼なくして責任ある政治の実行は難しくなっていくと言わざるを得ませんが、国民の信頼を回復するためには課題山積の中で国民生活を守り抜くためひたすらまじめに責任ある政策の実行に取り組まなければなりません