終戦記念日、平和への祈り。 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

終戦記念日、平和への祈り。

1.台風7号の影響が全国的に拡がっていますが、大変な被害に遭われた皆様に対して御見舞申し上げます。

  本日、78回目の終戦記念日を迎えました。先の大戦で犠牲となられた方々に対し、謹んで哀悼の誠を捧げます。

  また、御家族を失われ、戦後の長きにわたり苦難と悲しみの中で暮らしてこられた御遺族の皆様に心より御見舞を申し上げます。

      

2.戦後、わが国は一貫して平和国家としての道を歩んできました。今日私達が当り前のように享受している平和と繁栄は、戦争によって心ならずも命を落とされた多くの方々の尊い犠牲の上に築かれていることを忘れてはなりません。戦争の惨禍を二度と繰り返さないとの決然たる誓いを、これからも貫いてまいります。

  

3.ロシアによる核の威嚇などによって、核兵器の脅威が世界に影を落としています。わが国は唯一の戦争被爆国として「核兵器のない世界」の実現に向け、現実的で着実な歩みを進めるよう、国際社会をリードしていく責任があります。国際社会の機運を高め、一歩一歩、現実的かつ実践的な取り組みを進めてまいります。

 

4.緊迫した状況が続くウクライナ情勢に加え、中国の急速な軍事力の強化、北朝鮮による相次ぐミサイル発射など、わが国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しています。国際社会の結束が求められる中、G7議長国、国連安保理の非常任理事国を務めるわが国には、国際秩序の維持・発展に向けて、大きな役割が求められています。毅然とした外交・安全保障政策により、日本を守り、国際社会の平和と安定という未来に向けて不断の努力を続けてまいります。

 

5.朝に、閣議が開かれた後、日本武道館において、天皇・皇后両陛下御臨席の下、全国戦没者追悼式が開催され閣僚の一人として出席をいたしました。

  静かな気持ちの中、厳しい国際情勢の下で身の引き締まる思いでした。