木祖村の湯川酒造がIWCでチャンピオン・サケ受賞。 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

木祖村の湯川酒造がIWCでチャンピオン・サケ受賞。

1.木祖村薮原の湯川酒造店の日本酒「十六代九郎右衛門純米吟醸美山錦」が7月5日、世界的なワイン品評会である「インターナショナルワインチャレンジ(IWC)」の日本酒部門で最優秀賞「チャンピオン」に輝きました。

        

2.IWCは英国ロンドンで開催され、世界的に大きな影響力を持つ品評会の一つとして有名で、今年の日本酒部門には純米酒、純米大吟醸など9カテゴリーに1,601銘柄が出品され、酒の味だけで評価するブラインド・テイスティングの審査を経て選ばれました。純米吟醸のカテゴリーに出品された受賞酒は、長野県産酒米・美山錦を使用し、木祖村の風土を味わいに生かすため、天然の乳酸を利用した伝統的な製法「生もと造(きもとづくり)」で醸造したものです。受賞酒は酸味のきいた柔らかな口当たりで、純米吟醸の特徴をいかんなく発揮したコクのあるよい酒です。

 

3.世界特にヨーロッパでは、日本食とともに日本酒が大ブームとなっています。地理的表示(GI)議連の共同会長(世耕自民党参議院幹事長)として、各国と相互認証される国のGI制度を創設させて頂きました。まず「日本産の米85%を使用し、日本で醸造された日本古来の製法でつくられた清酒」を国全体として「日本酒」のGI登録を行った後、各県や各郷ごとに順次地域ごとのGIの指定も続いています。

  大いに日本の文化・食文化として世界にも発信するとともに、地域の特徴・特性を生かして、益々付加価値をつけて磨き上げたいものです。

  

4.7月8日には、恒例の薮原神社の例大祭が開催され、伝統ある「獅子の寄け合い」が繰り広げられ、参列をさせて頂きました。日本の祭りの古き良き伝統を改めて深く感じました。祭りの場でも湯川酒造の「十六代九郎右衛門」の話でもちきりで、こうした一つ一つの文化・伝統の発信が、地域の元気と誇りにつながることを実感します。木曽の山村である中山道の宿場町の良さを地方創生・地域づくりにつなげていきたいと思います。