統合イノベーション戦略2023年の策定。 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

統合イノベーション戦略2023年の策定。

1.8日、第69回総合科学技術・イノベーション会議が開催され、『統合イノベーション戦略2023』の議論を行いました。会議では、フュージョンエネルギーのデモを拝見しました。

   

2.科学技術イノベーションについては、

  (1)生成AI(人工知能)や量子などの技術が急速に進展し、先端  

    技術開発や人材投資の国際競争が激化する中で、先端科学

    技術の戦略的推進が不可欠です。ムーンショット型研究開発

    制度等を呼び水として、研究開発を加速して社会実装につな

    げていきます。

  (2)知の基盤と人材育成の強化のため、大学ファンドと地域中

    核・特色ある研究大学の振興を両輪として、研究力強化に取

    り組むとともに、若手や女性など多様な人材の育成を強化し

    ます。AIについては、リスクに対応しつつ、利用の促進や、計

    算資源・データの整備・拡充を中心に開発力の強化に取り組

    みます。

  (3)新たな産業構造や社会変革につながる環境整備として、イノ

    ベーション・エコシステムを形成します。担当大臣として、米側

    と調整を進め、日米首脳会談で本格始動したグローバル・ス

    タートアップキャンパス構想はそのフラッグシップとなるプロジ

    ェクトです。MIT(マサチューセッツ工科大学)など海外トップ大

    学と連携し、ディープテック分野を中心にスタートアップの育成

    に取り組むとともに、スタートアップ人材の育成を進めます。        

3.これまで、第5期科学技術・イノベーション基本計画策定委員長として『Society5.0』を提示し、科学技術・イノベーション調査会会長代理・科学技術活性化小委員長として研究開発法人法の改正の中心となってきました。スーパーコンピュータ、ナノテク、バイオ、光科学等各議員連盟の事務局長も務めています。今後とも、しっかりと日本の科学技術・イノベーションに取り組んでまいります。