就職氷河期世代支援全国プラットフォームを主催。 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

就職氷河期世代支援全国プラットフォームを主催。

1.18日、ひきこもり当事者・支援団体、経済界・労働界を含む関係者に集まっていただき第5回就職氷河期世代支援全国プラットフォームを担当大臣として主催しました。政府としては、これまでの3年間、全国92ヵ所のハローワークに就職氷河期世代専門窓口を設置し、正社員として採用した企業への助成を行うなど、相談、教育訓練から就職、定着まで切れ目のない支援を行ってきました。また、ひきこもり状態の方々の社会参加の支援のため、身近な基礎自治体における支援体制の構築を進めてきました。その結果、ハローワークの職業紹介により正社員就職を実現できた就職氷河期世代の方々は3年間で32万人となるなど、施策は一定の成果を上げてきたと思います。

   

2.加えて、新行動計画では、施策の実施状況等を踏まえながら、より効果的・効率的な支援となるよう施策を強化しています。

  ①ハローワークの専門窓口の体制を拡充するとともに、今年度よりキャリア形成・学び直しを総合的に支援するためのキャリア形成・学び直し支援センターを全都道府県に新たに設置したところであり、キャリアコンサルティング等の支援を行っています。

  ②就職氷河期世代支援に取り組む地方自治体を後押しする交付金において、複数の自治体の連携による広域的支援を強化しています。

  ③ひきこもり状態の方々の社会参加支援については支援を行う人材の育成などを強化しています。

   

3.あわせて、「第一ステージ」では、国家公務員・地方公務員全体で約1万4千人の採用を行ったところであり、「第二ステージ」においても積極的な採用に取り組んでいきます。経済界の皆様におかれても、引き続き就職氷河期世代の採用や正社員化に積極的に取り組んで頂くようお願い申し上げます。