憲法記念日にあたって | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

憲法記念日にあたって

1.本日、日本国憲法は施行から76年を迎えました。「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義」という日本国憲法の三大原理は日本国民に深く根ざした基本的な理念となっています。

   

2.そうした中でも、戦後70余年を経て、時代や社会の変化、それを受けとめる国民の意識も変わってきています。安全保障環境はじめ時代環境、地球環境問題等の人類生存のための社会課題、少子高齢化、人口減少等の日本の社会構造等、国民意識が大きく変化する時代の転換点にあって憲法改正の必要性が高まっていることは論を待ちません。

 

3.昨年来、国会では与野党の枠を超えた活発な議論が行われています。世論調査等をみても憲法改正に向けた国民の理解と機運が着実に高まってきていることがわかります。

 

4.自民党は結党以来、「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義」の基本原理を護りながら憲法論議を積み重ねてきました。現在、自民党が示している①緊急事態対応、②自衛隊の明記、③参議院選挙区合区解消・地方公共団体、④教育充実の4項目は極めて現代的かつ喫緊の課題であり、新しい時代にふさわしい憲法のあり方について、できる限り早期に国民の皆様に選択肢を提示していくことが大切だと考えています。

憲法改正の主役は国民の皆様であり、国民との対話を深め、広く国民の議論を喚起していくことは、国会・政治の責務と考えます。今後とも国会での議論と国民の理解を車の両輪として時代や社会の変化に応じた早期の憲法改正の実現に向けてしっかりと取り組んでまいります。