『八ヶ岳西麓ワインバレー』キックオフ。 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

『八ヶ岳西麓ワインバレー』キックオフ。

1.茅野市、富士見町、原村からなる八ヶ岳西麓地域は県内でも最も標高の高いワイン用ぶどうの栽培地域として新たに形成されつつある産地です。この度、『八ヶ岳西麓ワインバレー』は、長野県の『信州ワインバレー構想』の5番目の地域に位置付けられます。1日、キックオフミーティングが、原村で開催されました。

 

2.令和2年に原村が「八ヶ岳西麓原村ワイン特区」の認定を国より受け、令和4年には村内初のワイナリーが2場誕生しました。令和5年1月には同地区に茅野市、富士見町を区域に加える申請がなされ、この3月31日にはスピード認定されて本日を迎えられました。

 

3.ワインは水一滴加えず、何も加えない醸造酒であり、良いぶどうを作ることが全てです。糖度が高く、酸味の強いぶどうを、ぶどう栽培農家が熱心に作ることで、素晴らしい産地が形成されます。ワイン文化の醸成、ワインをテーマにした観光発信遊休農地を利用した農業の振興ワインづくりを通じた自然と共生して生きる暮らし方の実現など、地域づくりの新たな核となります。

 

4.地ワインについては、国においても私自身が座長を務めた自民党のワインの地理的表示をすすめる議員の会を立ち上げ、酒造業を所管する国税庁と連携して、酒類の地理的表示制度【GI】の導入表示規制の改正などの制度改革を推進することで、先頭に立って後押しをしてきました。令和3年には、「GI長野」として国の指定を受けました。ヨーロッパ等でも通用する国のGI制度を活用して、品質の向上、保証を行いつつ、地元のワインを大いに発信してほしいと思います。同時に、関係者の理解を得て、『その地域産のぶどう85%以上を原料にし、その地域で醸造したワインのみがその地域名をボトルのラベルに表示できる』ワインのラベル表示規制の導入を行ったことで、全国の地ワインの醸造家、ぶどう農家のやる気に火をつけたと自負しています。

 

5.『桔梗ヶ原ワインバレー』と共に各々が特徴あるワインバレーとして地域関係者が力を合わせて大いに発展して欲しいと思います。