『マスク着用の考え方の見直し等について』を決定。 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

『マスク着用の考え方の見直し等について』を決定。

1.2月10日、政府新型コロナ対策本部持ち回り会合において下記のとおり決定しました。

  マスクについては、①個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねることを基本とし、②政府は、判断に資するよう感染防止対策としてマスクが効果的である場面【注】等を示し、そのうち一定の場合にはマスクの着用を推奨することとしました。新型コロナの発生初期と比較して重症化率・死亡率が低下している中、現在屋内でのマスクの着用を推奨していることによって、広く国民の皆様に一定の負担をおかけしていることから、5月8日の類型変更を待つことなく、一方でマスク・ルール変更の国民への周知、業種別ガイドラインの修正に1ヵ月程度かかることも勘案して、3月13日から適用を開始します。

   【注】効果的な場面の例

 (1)重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、①医療機関の受診時、

 ②医療機関や高齢者施設等の訪問時、③通勤ラッシュ時等混雑した電車やバスに乗る時においてはマスク着用を推奨

(2)重症化リスクの高い方が混雑した場所に行くような場合は、御自身を守るためにマスク着用が効果的であることを周知

 

2.学校においては、教育指導方針においてマスクの着用を求めないことを基本とします。様々な事情によりマスクの着用を希望する児童生徒に対しては適切に配慮することなどを周知します。これらは新学期の4月1日から適用しますが、卒業式についてはその教育的意義を考慮し、児童生徒や教職員はマスクを着用せず出席することを基本とします。

 

3.医療機関や高齢者施設等の従事者については、勤務中のマスクの着用を推奨します。

 

4.事業所における対応については、3月13日以降マスクの着用は個人の判断に委ねられるものですが、事業者が感染対策上又は事業上の理由等により、利用者又は従業員にマスクの着用を求めることは許容されます。各事業団体においては、今回の見直し方針に沿って「業種別ガイドライン」の見直しを行い周知をお願いします。なお、感染症法上の位置付けの変更(5月8日)後は、基本的対処方針及び業種別ガイドラインは廃止となり、個人及び事業者は自主的な感染対策に取り組むこととなります。

 

5.基本的対処方針に基づく基本的感染対策はマスク着用の考え方の見直し後(3月13日~5月7日)であっても重要なものであり、引き続き「3密」の回避、「人と人との距離の確保」、「手洗等の手指衛生」、「換気」等の励行をお願いいたします。