ダボス会議日本セッションでスピーチ。 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

ダボス会議日本セッションでスピーチ。

1.1月17日から19日まで、国会準備の忙しい中をぬって世界経済フォーラム年次総会【ダボス会議】に出席のため、スイス・ダボスに出張いたします。

 

2.1月18日10時(現地時間)から開催される日本セッション     (Country Strategy Dialogue on Japanに登壇し、経済財政政策担当大臣として岸田内閣の掲げる『新しい資本主義』(「人への投資」、競争力政策、スタートアップ)、中長期的経済成長のためのマクロ経済政策等についてのスピーチを行うとともに、聴衆からの質問に対して質疑応答を行うこととなっています。日本の『新しい資本主義』の考え方を各国の皆さんに明確に説明する良い機会となります。日本からは他に西村康稔経済産業大臣、河野太郎デジタル担当大臣が各々の担当政策についてスピーチを行うことになっています。

 

3.ダボス会議には、各国の首脳や閣僚、経済界などの要人が集まるため、山崎日本ジュネーブ代表部大使(元外務省官房長)との現地欧州情勢等に関するブリーフィング昼食会後、TPP英国加入作業部会【AWG】議長国である日本のTPP担当大臣として、オコナー ニュージーランド(NZ)貿易・輸出振興大臣、ベイデノック英国国際貿易大臣等の各国のTPP担当大臣と会談を行います。ニュージーランドは、本年TPP委員会の議長国を務めており、7月のニュージーランドでの閣僚会合に向けて、英国加入プロセスにおける日・ニュージーランド協力、本年のCPTPPの活動、牛肉セーフガード問題等について、二国間で協議を行う予定です。英国のCPTPPのハイスタンダードを満たすことを前提として早期妥結に向けた交渉加速を進めたいと考えています。英国のベイデノック大臣との会談では、先日の岸田総理、スナク首相との日英首脳会談で早期妥結に向けて取り組みを進めることが確認されたことを踏まえ、加入プロセスの促進等について話題とする予定です。

 

4.チューリッヒのホテルで一泊する以外(夜9時に到着、翌朝6時前出発)は、移動とダボス会議出席だけの強行スケジュールとなりますが、しっかりと成果をあげたいと考えています。1月23日の国会開会初日には政府四演説【総理による施政方針演説、外相による外交演説、財務大臣による財政演説、経済財政政策大臣による経済演説】の一つである内閣府特命担当大臣(経済財政政策)の経済演説を行います。経済演説を行ってきた歴代大臣(近年では甘利、石原、茂木、西村、山際各大臣)を思うと名誉なことと思います。