経済再生担当大臣に就任。 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

経済再生担当大臣に就任。

1.10月25日の10時前に岸田総理大臣より電話を頂き、経済再生担当大臣、新しい資本主義担当大臣、スタートアップ担当大臣、内閣府特命担当大臣(経済財政政策)、新型コロナ対策・健康危機管理担当大臣、全世代型社会保障改革担当大臣に任命されるとの内示を受けました。山際前大臣の突然の辞任を受けてのことで、その後、11時5分には官邸呼び込み、18時には宮中で天皇陛下による認証式と急ぎ任命の手続きが行われました。足もとでは、月内に決定することとされている『物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策』の取りまとめを行うことが急務であり、大臣交代による空白、遅れを生じさせることがないよう19時45分には総理と早速打合せを行いました。何としても予定通りに閣議決定をしたいと考えます。 

    

2.経済再生大臣は、上記の通り重要な政策事項を担当する主要閣僚の一人であり、厚生労働大臣に続く任命は大変名誉なことであり、身の引き締まる思いです。特に私自身としては、岸田総理が記者会見において大臣任命の理由を問われ、「政治経験の豊富さと説明能力の高さ、経済社会の変革に向けた情熱を重視した」と発言されたことを大変うれしくありがたく思いました。

   

3.新大臣として、内閣の経済財政政策の運営・企画、経済見通しを担当し、『骨太方針』『成長戦略』『スタートアップ5ヵ年計画』のとりまとめを担います。通常国会冒頭においては、内閣総理大臣の所信表明演説、財務大臣の財政演説、外務大臣の外交演説とともに政府四演説の一つとされる経済演説を行います。『新しい資本主義』についてもよりわかりやすく発信していきたいと考えます。またTPPに関する総合調整並びに日EU・EPA及び日米貿易協定の国内対策に関する総合調整を担当することになりますが、来年のイギリスのTPP加盟にも全力を尽くしたいと考えます。

      

4.新型コロナ対策・健康危機管理担当大臣としての任務は、緊急事態宣言の発令や国民の経済活動の行動制限、新型インフルエンザ等特別措置法の運用等であり、医療提供体制の整備や感染防止策、ワクチン、治療薬を担当する厚生労働大臣と協力して、感染対策と経済活動を両立する観点から年末にも予想される新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行に備えます。

 

↑内閣府への初登庁の様子(10月25日)