来年G7首脳会議・外相会合を軽井沢で開催。 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

来年G7首脳会議・外相会合を軽井沢で開催。

1.来年の先進7ヵ国首脳会議(G7サミット)が、我が国を議長国として日本で開催されることとなっています。すでに、首脳会議は広島で開催されることを総理が発表していますが、政府は8月29日に外相会議を長野県軽井沢町、財務相・中央銀行総裁会議を新潟市で開催することを決めました。外相会議を軽井沢町で開催することとした理由を、政府は「豊かな自然の中で国際社会の喫緊の課題について率直に議論をするのにふさわしい」と述べました。軽井沢町では、2019年に20ヵ国・地域(G20)エネルギー・環境相会合が開催された経緯があります。東京からの交通アクセスの良さや、宿泊施設の数、警備体制がとりやすいことが勘案されたものと考えられます。軽井沢については、新潟の開催を決めた財務相会合についても財務省も候補地第一位にあげていました。

     

2.9月15日には、保健大臣会合を長崎市で、労働大臣会合を岡山県倉敷市で開催することが決まりました。厚生労働省としては保健大臣会合候補地として、長野県軽井沢町と長崎県長崎市、労働大臣会合の開催候補地として岡山県倉敷市と福岡県北九州市を推薦していました。30日までには14の閣僚会議全ての開催場所が決まる予定です。

 

3.保健大臣会合については、新型コロナウイルスのパンデミック対策に加えてグローバルヘルス、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)等を議題とすることを検討しています。SDGs関連の『人間の安全保障』というテーマは、日本が議長国を務めるG7会合のテーマとして世界に示すのにふさわしいものと考えられます。5月の広島市でのサミットに先立ってまずは複数の閣僚会議を開き、テーマごとに議論を進めることとしています。

      

4.サミット開催国の責任として政府を挙げて警備対策の推進に万全を期すとともに、日本各地域の魅力を各国首脳・閣僚に楽しんでもらいたいと思います。議長国としてG7各会合で大きな成果が上がることを大いに期待するものです。

 

 

紅葉の軽井沢・雲場池