終戦記念日にあたって平和を想う。 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

終戦記念日にあたって平和を想う。

1.8月15日77回目の終戦記念日を迎えました。11時51分、日本武道館において天皇・皇后両陛下御臨席の下、全国戦没者追悼式が開催され、総理の式辞の後、正午に黙祷を行いました。その後、天皇陛下のお言葉、衆院議長、参院議長の追悼の辞、最高裁長官の追悼の辞、遺族代表の追悼の辞が奉呈されました。静かな気持ちの中、厳しい国際情勢の下で身の引き締まる思いでした。

     

2.先の大戦で犠牲となられた方々に対し、衷心より哀悼の誠を捧げるとともに御家族を失われ、戦後の長きにわたり苦難と悲しみの中で暮らしてこられた御遺族の皆様に心より御見舞を申し上げます


3.私達が現在、当たり前のように享受している平和と繁栄は、戦争によって心ならずも命を落とされた多くの方々の尊い犠牲の上に築かれていることを忘れてはなりません。広島、長崎への原爆投下、各都市への空襲、沖縄における苛烈な地上戦などにより、たくさんの一般の市民の命も奪われました。二度と戦争の惨禍を繰り返してはなりません

     











4.ロシアによるウクライナ侵略により、核兵器の惨禍が再び繰り返されるのではないかとの懸念さえ言及されています。我が国は唯一の戦争被爆国として、「核兵器のない世界」の実現に向け、現実的で着実な歩みを進めるよう、国際社会をリードしていく責任があります。日本を取り巻く安全保障環境は加速度的に厳しさを増しており、今後我が国は国際社会と連携し、アジア太平洋地域、そして全世界の平和と安定にこれまで以上に積極的に寄与していく必要があります。毅然とした外交・安全保障政策により日本を守り、国際社会の平和と安定という未来に向けての不断の努力を続けてまいります。