スワコエイトピークスミドルトライアスロン大会の成果。 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

スワコエイトピークスミドルトライアスロン大会の成果。

1.青く澄み切った空、照りつける明るい日差しの中で、全国から753人のエントリー選手を迎えて『SUWAKO 8PEAKS MIDDLE TRIATHLON 2022』が開会されました。これまで実現に向けて懸命に活動してきた若い実行委員会事務局の皆さん、本当に御苦労様でした。スタートの水しぶきをあげて、光りかがやく諏訪湖の水面を進んでいく選手達の姿を見て感動しました。八ヶ岳を背に山麓を疾走する自転車(BIKE)に夏の風を感じました。89社、165人の協賛者、1200名のボランティア、医療関係者、交通等で協力頂いた地域の皆さん他、関係する全ての皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。記念すべき第1回大会は、大成功でした。

     

2.諏訪湖と八ヶ岳をつなぐ全長100Kmのコース設定は、まさに諏訪六市町村圏域を統合する象徴といえます。岳麓から湖畔までの風景や自然などの風物、御柱を1000年以上支えてきた諏訪地方の人々の心、文化、歴史、伝統を全国に発信する機会ともなります。今回、スイム(2km)、バイク(78km)、ラン(20km)で設定されたトライアスロン競技は、健康志向の強まる現在において自然にもやさしいスタイリッシュな競技であり、今後の参加者も期待されます。諏訪地域が、その恵まれた自然を生かしてトライアスロンばかりでなく、自転車やランニング、水上スポーツのメッカとなってほしいと思います。秋には、毎年日本最大のハーフマラソン『諏訪湖マラソン』、近く国体のボート競技も開かれます。

 

3.また、大会を支えるため地元に本社を持つ世界的企業『エプソン』と大会実行委員会とが共創し高度なセンシング技術を活用したソリューションを開発しています。GPS衛星からの情報をもとにリアルタイムに把握し、加速度センサーにより選手の「動き」の情報を検出することで異常な挙動があった場合、すぐに警告が届くようになっており、「今、安全に走っているか」を見える化しています。このシステムは大会本番だけでなく、トレーニングへの活用、健康・スポーツ活動への幅広い活用が大いに期待されます。エプソンEPSONのテクニカル・サポートにも特に感謝申し上げます。(Technical  support by EPSON)

 

4.人の集う諏訪エリアのにぎわい、製糸の時代、精密機械工業(『東洋のスイス』)を経て、現在に至る諏訪地域の情報技術・デバイス加工の技術等を実感して元気をもらえる、心躍る時間でした。もっと、もっと元気と知恵を出して力を合わせていこう。