厚生労働大臣として半年。 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

厚生労働大臣として半年。

1.昨年10月4日に岸田文雄内閣が発足し、厚生労働大臣を拝命してから半年になります。これまで新型コロナウイルスのオミクロン株の発生や経済対策など山積する課題に取り組んできました。支えていただいた関係者の皆さん、御協力いただいた国民の皆様にも心から感謝申し上げます。 

  

2.新型コロナウイルス対策については、昨年夏の第5波の感染で発生した事態を反省し、第6波に備えるための「全体像」を11月に取りまとめ、在宅・宿泊療養を含め医療体制の拡充を図ってきました。オミクロン株の発生後はその特徴に合わせて、速やかにG7で最も厳格な水際対策を講じることとした上で、保健・医療体制を強化しました。ワクチンについては需給情勢が厳しい中でファイザー7,500万回分、モデルナ7,000万回分を購入しました。現在4回目接種のあり方を検討中です。今後とも高齢者施設等の医療提供・感染防止対策にしっかり取り組みます。

  

3.新型コロナで傷んだ国民生活を支えるために、

   (1)雇用調整助成金等による特別な休業支援の実施延長。

   (2)生活困窮者支援の充実

   「新しい資本主義」の実現に向けた経済の建て直しのために、

   (1)看護・介護、保育の現場で働く方々の収入の引上げ

   (2)3年間4,000億円の「人への投資」の創設

   などに取り組んできました。 

   

4.「原油価格・物価高騰等総合対策」を4月末を目途に取りまとめる総理からの指示に従い、生活衛生関連事業の対策、困窮者対策等に取り組んでいます。

 

5.国会には、雇用保険財政の安定運営等を図る雇用保険法等の改正、緊急時の薬事承認制度、電子処方箋の仕組みを創設する薬機法の改正、子育て世帯に対する包括的な支援のための体制強化等を行う児童福祉法等の改正等を提出しています。国会の議論は新型コロナ関係、社会保障制度、雇用対策、社会援護政策など多岐にわたり、一月の開会以来、ほぼ毎日50問から80問の質問通告を受けて国会答弁に当たっています。

5回にわたるG7保健大臣会合、G20保健大臣会合へのWEB参加、災害時の水道事業への対応等幅広い仕事に忙殺されています。今後とも国民のいのちとくらしを守るために懸命に努力します。

 

第一次岸田内閣発足時 副大臣・政務官とともに