1日100万回接種の目標を実現。
1.ワクチン3回目接種については、これまで①ワクチンの供給、 ②接種体制の強化、③接種券の前倒し送付につとめ、希望する方々が接種できる環境の整備に、自治体、医療関係者とも連携して全力で取り組んできました。2月中旬には1日100万回の接種を実現し、接種ペースは上がってきています。
【注】2月末までの1日当たり最大の接種回数
(接種日ベース)2月18日(金)99.1万回(前日比+1.6万回)
2月19日(土)98.6万回(前日比+1.5万回)
2月26日(土)98.9万回(前日比+5.2万回)
(VRS入力ベース)2月28日(月)134.0万回
2.2月末で3回目接種対象となる累計3,700万人分のワクチンを既に供給し、自治体の97.4%が必要な体制を整備したと回答し、接種券も2月末までの見込みとして6,100万人分が送付されています。VRSによると2月28日時点の追加接種の実績は2,580万回と2月末までの接種対象者(3,700万人)の7割程度となっており、今後さらにVRSへの追加入力により回数は増えるものと見込まれます。こうしたことから、希望する2月末までの対象者への追加接種は概ねできているものと考えています。
【注】先進諸国をみると、3回目の接種は米国において人口の3割弱、
英独仏において5割前後で頭打ちの傾向がみられる。
3.他方、接種券を受け取っても接種を受けておられない方もおられること、例年以上の積雪等により高齢者の外出控えがみられる地域もあることなども事実であり、引き続き3回目接種の必要性や交互接種の有効性等の広報に努めてまいります。
4.日本の3回目接種が諸外国と比べて遅くなっている事情については(1)わが国では諸外国に比べてワクチンの1回目・2回目接種の開
始が遅く、昨年の秋はまだ1・2回目の対象者に対する接種が 続いていたこと。【注】10月平均75.9万回、11月平均20.6万回。
(2)3回目の接種は、日本では11月11日に薬事承認を得た後、
12月から開始し、手続きに遅滞なく施行にこぎつけたこと。
(3)11月当初原則8ヵ月後としたことについては、諸外国でも2回
目接種後8ヵ月後に3回目の接種が実際実施されていたこと。 その後12月中旬以降接種間隔の前倒しを行い、予約に空きが あれば6ヵ月が経過した一般の方への接種を推進してきたこと。
等政府として早期の接種に全力で取り組んできています。