岸田文雄新総裁誕生。 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

岸田文雄新総裁誕生。

1.自民党総裁選挙が9月30日の総裁任期切れを迎えて29日実施され、岸田文雄前政調会長が当選しました。岸田選挙対策本部の事務総長代理並びに長野県選対本部長を務める私としては岸田候補の当選に心より御礼申し上げます。総裁選前にはその演説の説得力や突破力による国民の人気により第1回投票で優位と言われていた河野太郎候補を1票差でおさえて岸田候補が一位となったことは、地味ではあっても安定感があり、総理総裁に向けてのこれまでの準備と覚悟がゆっくりと国民にも伝わったものと考えます。今回最初に菅・二階執行部に1人敢然と立ち上がったのは岸田候補でした。党員票と議員票との乖離については、国民の意向を尊重すべきことは当然ですが、派閥が自主投票を決める中、常に本人の具体的政治活動や発言、人柄を直接知っている議員には、画像を通じて演説や発言をみる国民とも違う判断が行われる一面があることも否定できません。もちろん古い派閥政治の改革を目指して無派閥を貫いてきた私としては、古い派閥政治を認めるものではありません。

 

2.総裁選挙自体については、党内の幅広い意見や政策の違いを明確にした積極的な議論が行われたことは我が党にとっても良かったと思います。総裁が決まり、ノーサイドとなった今、議論をしつつも党が一致結束して諸懸案の解決に向け共に走り出すことが肝要です。それが責任政党としての自民党の特徴とも言えます。

 

3.10月4日には国会が召集され首班指名、その後の所信表明演説、代表質問等が行われ、衆議院の任期(10月21日)を迎えて、11月の7日ないし14日には任期満了の衆議院の総選挙が行われることになります。新しい総理総裁の下で陣容を立て直し、国民の声に耳を傾け、国民に丁寧な説明を行う「対話の政治」を通じて、国民の信頼回復に努め、新型コロナウイルス対策、ポストコロナの新しい経済社会実現のための「数10兆円」規模の経済対策などにしっかり取り組みます。公約や約束を本当に実行する『責任ある政治』を進めてまいります。