令和3年8月豪雨災害に全力で対応。 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

令和3年8月豪雨災害に全力で対応。

1.令和3年8月11日から降り続く大雨により九州、中国、東海、甲信越地方の各地に土砂災害、水の被害等が多発しています。雨は、8月17日以降も続く見込みであり、不安の中、住民の皆様方には安全第一で災害に対応して頂くようお願い申し上げます。

 

2.8月15日午前5時30分頃には岡谷市川岸東中大久保で土砂災害が発生し、痛ましいことに3名が亡くなり、2名が負傷するという被害が発生しました。心からお悔やみを申し上げます。国では長野県からの要請を受け、8月17日に当地に土砂災害専門家(TEC-FORCE高度技術班)4名を早速に派遣いたします。不安定な土砂の確認、人家保全のための応急の対策、復旧工法等の調査を進めます。中央道については一部跳ね上がった土砂の撤去は終わっていますが、道路保全のためNEXCO中日本と合同で被害の状況、対応方法等を調査します。現地調査付近は危険であるためマスコミ等の同行取材などは御遠慮頂きますが、天候等による予定変更がなければ8月17日15時より岡谷市役所にて諏訪建設事務所長等に調査結果を報告する予定となっています。調査結果に基づき全面的に対応を進めます。

 

3.長野4区の各市町村内においても避難指示の発出、孤立集落の発生、床上・床下浸水、橋の損壊、道路の通行止め、断水等が発生し、被害の状況把握と応急対応・復旧対策に努めています。直轄国道の国道19号においては、8月14日に上松町の3箇所で土砂崩れによる全面通行止め、8月15日に木祖村と塩尻市の3箇所で全面通行止めとなりましたが、現在7箇所とも復旧・解消されています。国道256号が8月15日に南木曽町で法面崩落により通行止めとなりましたが、解除となりました。国道142号は下諏訪町の法面崩落により8月15日以来全面通行止めとなっております。県道、地方道においても被害が多発しており、対応中です。引き続き線状降水帯の発生など、大雨が予想されます。全力で対応をいたしますが、十分な警戒態勢で臨むようお願い申し上げます。

 

4.8月13日に国土交通省特定災害対策本部、8月15日に長野県災害対策本部を立ち上げました。十分な警戒のもと地域で互いに支え合って、災害に対応して参りましょう。