上諏訪駅と諏訪湖を直線一本でつなぐ。 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

上諏訪駅と諏訪湖を直線一本でつなぐ。

1.4月14日に上諏訪駅と諏訪湖を直線一本で結ぶシンボルロードとして柳並(やんなみ)線が開通しました。バリアフリーの歩道が整備されたことで歩行者が安全・安心に歩くことが可能となり、恒例の諏訪湖花火大会を含めて諏訪湖の観光にとっても駅周辺の賑わいにとっても大きなメリットとなります。関係者の尽力、地権者の協力に心より感謝申し上げます。当日は、凛とした涼風がわたる晴天で、諏訪湖の美しさを改めて深く感じました。

 

2.柳並線の道路整備事業自体は、167mの延伸【事業費8億円、うち国費3.2億円】ですが、これが起爆剤となり、①高次都市施設整備事業(駅前交流テラス『すわっチャオ』)、②都市サイン整備事業、③地域創造支援事業(東バル跡地民間活力導入可能性調査)、④事業活用調査(上諏訪駅西口交通広場調査)等を内容とする上諏訪駅周辺地区都市構造再編集中支援事業(H31年度~R3年度)【全体事業費43億円、交付対象22億円(うち国費10億円)】につながったといえます。令和3年度には、令和4年のエリアプラットフォーム・ビジョン計画づくりのために、官民連携まちなか再生推進事業を採択しています。

 

3.こうした都市構造再編の地域ビジョン計画の作成を通じて、①東バル跡地の『諏訪湖イベント広場』(市民交流、いこいの場、メッセ開催)の整備事業、②諏訪湖の水辺環境の更なる整備事業、③酒蔵等を活用した商店街活性化、中心市街地の活性化・まちづくりの事業の実施に、しっかりとつなげていかなければなりません。地域住民の意向をよく聴きながら、諏訪市、県とも連携して国としても知恵を出してできる限りの支援をしてまいります。 

 

4.あわせて諏訪湖サイクリングロード(諏訪市整備区間)が一部供用開始されました。諏訪湖周辺では、従来の通勤・通学での自転車利用に加え、健康指向の強化地球温暖化対策への取り組みを背景としてサイクルツーリズムが新たに検討されています。「安全・快適」「健康・スポーツ」「観光」「水辺環境」という諏訪湖整備の基本目標を大いに前進させるものとして期待されます。