国民民主党 羽田氏推薦撤回を表明。 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

国民民主党 羽田氏推薦撤回を表明。

1.国民民主党の玉木雄一郎代表は、1日の国民民主党の会合で25日投開票の参院長野補選に立候補予定の立憲民主党の新人羽田次郎氏に出した推薦を撤回する考えを示しました。報道によれば羽田陣営が共産党などの県組織と結んだ政策協定に原発ゼロや日米同盟の見直しなど共産党よりの主張が盛り込まれたことを踏まえ、「わが党の政策と相いれない合意が結ばれ、推薦の前提が変わった」と述べたとのことです。政策協定を見直すなら撤回を見直す余地があり得るということにも言及したといいます。

 

2.31日に国民民主党の臨時両院議員総会で国民民主党を支援する民間産業別労働組合が強く反発する中、各議員から推薦撤回を求める意見が続出し、推薦の扱いを玉木代表に一任することを決めたことを受けたものです。基本理念や基本政策が異なる中  『選挙のためだけの野合』では責任ある政策提示、政治行動すら難しいと言わざるを得ません。もともと国民民主党は中道改革を掲げ、共産党との連携を強める立憲民主党と分裂して成立しました。

 

3.国会では総務省幹部らへの不適切な接待問題を理由に野党4党が武田良太総務大臣に対する不信任決議案を提出し、1日の衆院本会議で、自民党、公明党の与党に加え、日本維新の会などの反対多数で否決されました。この間止まっていた各委員会等での審議はこれを受けて正常化しました。

 

4.政府・与党は不祥事を深く反省するとともに襟を正さねばなりません。国民の信頼を回復するためには政治の刷新、改革が必要です。その上で国民のいのちと暮らしを守り抜くという政治の責任を果たしていくことが必要です。日本経済と雇用の回復、緊張感高まる国際社会情勢の中での外交・安全保障のかじ取りなど責任ある政策の提示とその確実な実行につとめてまいります。