長年の懸案、赤砂崎公園整備の完成。 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

長年の懸案、赤砂崎公園整備の完成。

1.7月23日、10年をかけて、諏訪湖に面して富士山・八ヶ岳を望む赤砂崎公園【7.6ha】の整備が全て完了し、完成式典が執り行われました。関係者の御尽力に感謝申し上げるとともに心より敬意を表します。平常時においては、憩いと潤いを訪れる人に届けるとともに、非常時においては、防災ヘリポート、地下収納式トイレ、かまどベンチ、燃料庫等を備えた広域防災拠点の役割を果たします。

 

2.平成11年度に民間事業者による当地区開発計画が頓挫して以来、赤砂崎の利用は下諏訪町にとっては長らく町政の重大課題となっていました。国が防災公園を政策的、制度的に明確に位置づけ、助成制度が開始された機会を踏まえて、下諏訪町の尽力により防災公園として整備することとなり、住民との協議を重ねて、平成25年度に『5つの輪』(緑、太陽、大地、丘、子供)という全体コンセプトが策定されました。総事業費29億4千8百万円については、国費10億4千万円、起債16億5百万円(うち、国による交付税措置4億1千5百万円)、下諏訪町一般財源等3億2百万円を財源としましたが、国費支援が最大になるように知恵を出しています

 

3.4月に竣工した漕艇庫兼水上防災拠点(『AQUA未来』)、水辺整備、公園整備、湖畔周辺の街区整理事業、ジョギングロード、スポーツ施設、交流施設の整備等とあわせ、『諏訪湖かわまちづくり計画』の重要な拠点施設となっています。諏訪湖を中心として自然にあふれた快適な水辺空間を創出し、スポーツ、健康施設等の参加型施設、民の商業・交流施設等も含めて、諏訪湖湖周を一体として官民共同によるまちづくりを進めていきたいと考えます。