国道361号の整備を促進。 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

国道361号の整備を促進。

1.地域高規格道路、伊那木曽連絡道路姥神峠延伸。

(1)現在、国土交通省が進める新たな広域道路ネットワークの計画策定の中で、令和2年度中には国が姥神峠道路延伸を重要物流道路に指定します。これが全てのスタートとなります。

(2)その後の補助事業採択までの流れについては、令和2年度秋頃から翌年春頃にかけて事業化に向けて必要な調査設計を進めます。

(3)令和3年度7月頃から12月頃にかけて新規事業評価の審議を行います。①令和元年東日本台風の被災による防災上の観点と、②重要物流道路に指定されたことを受けて、2月頃に公共事業評価と県の対応方針決定を行い、3月末頃国が補助事業として新規事業に採択することになります。

(4)令和4年度の4月に国道19号に接続する連絡道路が新規事業化となることを予定しています。政権交代中の平成23年に地域高規格道路姥神峠道路が一時休止されて以来、木曽谷の他事業の進捗度合も見極めた上での再起動となりますので、今後国として全力で取り組みます。

 

2.木曽町長峰峠拡幅。

(1)既に元年度に相続人の整理、戸籍調査を開始しています。

2年度より現道の処理について地権者の意向調査に着手しており、3月5日の説明会に続いて、7月上旬に意向調査を約200名程度の方に発送を予定しています。

(2)3年度には、今回の拡幅に測量設計、設計協議を行い、境界確認を含む用地測量を行います

(3)林地入会地特有の共有地権者の困難な取り扱いについて、法務局の最大限の御理解もいただき、現道登記、メガネ地特例等を使って、現道、拡幅部分の双方について、当初予定では5年はかかるとされていたところ、何とか2年間で登記を終了し、令和6年度には本工事を行えるように進めていきたいと考えています。木曽と高山をつなぐ観光ルート、地域ネットワークの形成のためできるだけ早期に工事を終了させたいと考えています。