総理、不規則発言に対し「おわび」。 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

総理、不規則発言に対し「おわび」。

1.2月12日の予算委員会の質疑の際に、辻元委員に対し、質疑終了後、安倍総理から「意味のない質問だ」と不規則発言(ヤジ)がありました。そのため予算委員会の質疑も紛糾していましたが、2月17日の予算委員会集中審議(TV入り)の冒頭、安倍総理は以下のように陳謝し、質疑が再開しました。

   「2月12日の質疑の中で、辻元委員に対し質疑終了後、不規則な発言をしたことをお詫びします。今後、閣僚席からの不規則発言は厳に慎むよう総理大臣として身を処してまいります。」

2.総理大臣が質疑終了後とはいえ、野党議員に対して不規則発言をすることは不適切なことであることは間違いありません。謙虚な姿勢で国会の質疑に臨むべきであることは当然です。

確かに辻元議員からは「タイは頭から腐る」「部下を処分できないのは部下に何か弱みでもあるんですか」などと次々と失礼な発言があったことも事実ですが、総理として泰然自若としていてほしいと思います。

3.野党が連日、問題にする桜を見る会の領収書・請求書等についても野党や国民に対する説明責任を果たしていくことに加え、責任ある政策の議論をしっかり行い、政策を実行していくことも大切です。

新型コロナウィルスへの対応、地域経済対策、緊張の高まる国際政治、台風災害に対応するための予算の早期成立など、山積する多くの課題を議論することも現在の国会の重大な責務と考えます。現在、予算委員会理事として3月中の衆参両院での予算可決、成立に向けて懸命に努力を続けております。

4.閣僚の辞任や不祥事などもありましたが、長期政権のゆるみやおごりを厳に慎み、政治にかかわる1人1人が真摯な姿勢で取り組むことが必要だと考えます。