信州大学創立70周年記念を祝う。 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

信州大学創立70周年記念を祝う。

1.信州大学創立70周年、旧制松本高校創立100周年おめでとうございます。70年の長きにわたり大学を支えてこられた大学関係者の皆様、同窓生の皆様に心より敬意を表します。6月1日に開催された記念式典行事では心からのお祝いの御挨拶をさせて頂きました。

2.信大は、現在、その卒業生から経済、行政、教育等各分野で県内のリーダーとなる人材を多く輩出しているのをはじめ、幅広く活躍しています。医学部は、病院が県内の拠点病院であるばかりでなく、県内中の病院に医師を派遣してもらっています。繊維学部は、全国唯一の学部として特異性を打ち出しています。

3.現在、地方の国立大学については、地域で役立つ人材を育てるという機能を重視することも求められますが、併せて信州大学については、最先端の科学技術分野での研究・実装拠点となっています。私自身、第5期科学技術基本計画委員長として基本計画で 『Society5.0』を提言し、昨年はイノベーション活性化委員長として「研究開発力強化法改正案」(議法)をまとめる等、イノベーションの推進に関わってきておりますが、信大については、近年連続して以下のような狭き門のナショナルプロジェクトを採択しています

①センター・オブ・イノベーションプログラム(COI)

革新的な造水・水循環システムの実現を目指したイノベーションプラットフォーム(アクアイノベーション拠点)を整備。

②地域イノベーション・エコシステム形成プログラム

フラックス結晶のハイインパクトな事業化成功モデルの創出。

③産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)

生理学的データ統合システムの構築による生体埋込型・装 着型デバイス基幹産業の育成。

④地域科学技術実証拠点整備事業

信州大学オープンベンチャー・イノベーションセンターの設立。

4.イノベーションの地域における拠点として、産学連携によるオープンイノベーションの拠点として、今後とも大いに期待するとともに、できる限りの支援を行っていきたいと思います