30年度補正予算案決定 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

30年度補正予算案決定

1.10月15日の政審で補正予算案が了承され、夜には閣議決定されました。30年度補正予算案は、10月2日の総理指示を踏まえ、

    (1)一連の災害(7月豪雨、北海道胆振東部地震、台風21号、大阪北部地震)により被害を受けた地域の復旧・復興7275億円

    (2)公立小中学校等の施設における熱中症対策としてのエアコン設置822億円、倒壊の危険性のあるブロック塀対応259億円

    (3)今後の災害対応等を勘案し、これまでの予備費使用額とほぼ同等の水準を確保するため予備費を1000億円追加するものです。9536億円の予算計上により、災害対応等に万全を期してまいります。1日も早い補正予算の成立が必要です。

2.地元では、台風24号による農業用ハウスの被害が出ています。全国の台風被害の集計が間に合わなかったため、今回の補正には計上しませんでしたが、被災農業者向け経営体育成支援事業、果樹農業好循環形成総合対策事業等は被害の集計ができ次第予備費、第二次補正等の利用を前提にしっかりと対応致します。

3.来年夏に向けて、児童の熱中症を予防し、安全を確保する観点から災害時の避難所になる「体育館」にも設置して欲しいとの要望もありますが、各普通学級へのエアコン設置に最優先で取り組むこととしています。尚、災害時の避難所の暑さ対策としては、国としてもプッシュ型の支援として避難所のクーラーを届ける等の対応を行っています。

4.被災者の方等が一日も早く安心して生活ができるよう臨時国会冒頭での成立に向けて補正予算の編成作業を急ぎましたが、更に対応が必要となれば二次補正による対応をすることとなります。必要な経済対策に加え、国土強靭化のための重要インフラの機能確保について点検が実施され、11月末目途に対策がまとめられる予定ですが、今後しっかり対応してまいります。