安倍総理『率直に反省』と表明 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

安倍総理『率直に反省』と表明

1.衆議院予算委員会の集中審議が26日、維新の会を除く立憲民主党など野党6党が欠席する中行われました。与党は外交に加え国家戦略特区問題での柳瀬元総理秘書官の参考人質疑を提案しましたが、野党はあくまで証人喚問、麻生大臣の辞任を要求してこれに応じず、議題は『外交等』だけとなる中、予定通り自民党を代表して質疑にたちました。質疑で柳瀬元秘書官に、愛媛・今治メモと本人コメントとの関連を質せなかったのは残念です。

 

2.冒頭、私から安倍総理に対し、

『安倍総理は、アベノミクスによるデフレ脱却や国際舞台での大きな外交成果によって、歴代総理大臣としても大変に求心力が強い最高権力者だ。それゆえ総理の権力をめぐる周囲の思惑や動きにもっと慎重に、もう少し謙虚に対応されてもよかったのではないか。今後とも「李下に冠を正さず」という姿勢で慎重で丁寧な対応で臨むべきではないのか』と述べたのに対し、

 

3.安倍総理からは、

『私の妻や長年の友人が関わる話であれば、国民から疑惑の目を向けられるのはもっともなことだ。こうした点について私の意識が必ずしも十分ではなかった。政権が続けば続くほど、より慎重に丁寧に対応していく必要があると改めて感じている国会審議が政策論争以外に集中してしまう状況を招いたことは率直に反省しなければならない

と反省の気持ちを丁寧に表明されました。

 

4.様々な問題が続発する中、現在の政治の状況について野党はウンザリだと言いますが、与党もウンザリです。しかし、一番ウンザリしているのは国民です。国民の視点からみて、政治の信頼回復を進めるためには、真相を解明して、一体何が起きたのか疑念に答えねばなりません。政治への信頼を回復し、北朝鮮、核・ミサイル問題、経済問題等早く国の重大な政策課題に取り組めるよう一人の政治家として、しっかり取り組んでまいります