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28年度税制改正大綱を起草

後藤しげゆきニュース 『お元気ですか』 (平成27年12月号)


―――28年度税制改正大綱を起草―――

1.税制調査会インナー幹事として、28年度税制改正の増減税決定の中心となり平成28年度税制改正大綱案文を起草しました。テレビでも紹介された通り税調会長を補佐して取り組んだ消費税の軽減税率の与党調整には異論続出で苦労しました。何とか平成29年4月の混乱のない安定的な執行に向け全力で準備を進める覚悟です。

2.平成28年度税制改正の基本的考え方としては、
①デフレ脱却と経済再生が最重要課題。「希望を生み出す強い経済」、「夢を紡ぐ子育て支援」、「安心につながる社会保障」からなる「新・三本の矢」により「一億総活躍社会」を目指す。
②経済の「好循環」を確実なものにするため、成長志向の法人税改革を更に大胆に推進し、法人実効税率の「20%台」への引下げを実現。
③子育てにやさしい社会を創り、女性の活躍を促進し、教育再生を進めるための税制上の措置を講ずる。「地方創生」を推進するため、地方法人課税の偏在是正等に取り組む。

3.20年来議論してきた森林環境税については、政調会長直属の森林吸収源財源確保専門PT事務局長として利害の対立する関係者の意見を調整し、新制度の要求原案をまとめた上で、自らその概要を大綱に書き込みました。COP21の実現や水と空気を守る森林整備のために広く国民にうすく負担を求めるもので、29年度以降地域経済の改善後導入を致します。