７月２７日（水）

７月２７日（水）

　経済人の朝食会で講和。企業の海外移転、空洞化が急速に進む中、早く対応をしなければ、日本人の国内での雇用を確保すること、将来日本経済を活性化することが出来なくなります。今は瀬戸際の危機的状況にあります。環境問題、エネルギー問題、技術開発、円高、構造改革、税制等、しっかりとした体系的な政策をすぐに実行していかねばなりません。理想を語るだけでなく、どのようにそれを実行していくのか、その道すじをつけていくことが必要です。

　午後は、長野県太陽熱・自然熱エネルギー利用推進協議会の設立会に出席。再生可能エネルギーを拡大していくことは、これからの我々の社会にとって緊急な課題です。特に分散電源として国民生活に近いところで展開することが重要です。エネルギー計画をバランスよく構築していく中で、国民の間で生き方、暮らし方のコンセンサスを作っていくことが必要です。基調講演をされた東北大学名誉教授 斉藤武雄氏のＳＨＩＮＬＡ・タービンエンジンの話も大変勉強になりました。太陽熱利用の決め手としての効率のよいタービンエンジンの話に加えて、イノベーション、科学技術一般について味わい深いお話でした。技術開発のブレークスルーを作ることは、日本の経済にとっても大切です。

　夜は、二七会、お祭り関係の若い方々と盛り上がりました。ダイエットのことも酒のさかなになりました。