責任ある財政改革すなわち抜本的税制改革を | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

責任ある財政改革すなわち抜本的税制改革を

12月23日(木)

 地区の役員会の忘年会に出席。切り捨てられようとする地域事業への補助金交付金についての不満が続出しています。午後は、塩尻市後援会原新田地区副会長をしていただいていた安田昌平さんの葬儀に出席。夜は、地区忘年会、地域のクリスマス会に出席。カラオケで熱唱しました。240近い御柱小宮祭に参加した後、忘年会に突入し、カロリー過多の状況が続いています。昼は、そばで健康的でした。


 新聞を朝見たら、一面のトップや見出しが『北方領土対応を問題視して河野雅治駐ロシア大使更迭』、『映像流出書類送検で海上保安庁長官以下大量処分』等と出ています。先週は、検事総長が引責辞職しました。確かにいずれの問題についても政府の対応に問題があったと思いますが、いずれも大きな政治問題で、総理、大臣以下の政治責任を伴う問題だと言わざるを得ません。政治主導の『敵役』として批判され、とかげのしっぽ切りのように責任をとらされるだけでは官僚の組織の志気は低下し、協力も得られなくなります。何より総理以下リーダーや与党の政治主導の覚悟そのものが国民から疑われます。


 基礎年金の1/2を国庫負担し続けるための財源を埋蔵金でしのぐことを政府・与党は決めました。しかし、これは野田財務大臣も認めているように『もはや限界』であり、責任ある財政改革すなわち抜本的税制改革が避けられません。消費税を出したり、引っ込めたりして議論を先送りしている無責任な対応は許されません。税制改革の枠組みを6月までにまとめる方針と三大臣は合意したとのことです。『遅すぎる』と思いますが、それでももしこれを『先延ばし』する様なことがあれば、政権担当能力の問題とさえ言えます。