ビデオの流出をみて思います | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

ビデオの流出をみて思います

11月8日(月)

 事務所会議ののち、事務所で面談。原村の牛山俊文さんのお通夜に参列。大変にお世話になりましてありがとうございました。夜は車で急ぎ上京し、若手議員の会にすべり込みで出席。民主党の無責任で統治能力のない政治が続く中でもっと責任ある野党としての発信ができないかという点について、特に落選して地元活動中の前議員から強い意見がでました。アメリカでも昨年は、『Yes We Can』『CHANGE』ということで大きな風が吹きましたが、中間選挙では『ティーパーティ』による保守・自由主義の風がおきました。政治哲学、政策の基本方針を徹底的に語るべきだと考えます。がんばる人が報われる社会、チャンスをすべての国民に保障し、セイフティネットを整備しつつ個人の自律を基本とする社会をきちんと主張していくことです。


 ビデオの流出を見て思います。第一に、事件発生直後に、すくなくともニューヨークでの恩家宝首相の演説や発言の前に発表すべきでした。尖閣に領土問題があるかのような中国政府の発言やその後の対応を封じ込めることができたと思います。第二に、情報のもれというかたちでビデオが流れたことは、国家の機密管理体制ということからいえば重大な問題です。大臣や官房長官等が自らが責任者であるはずの政府機関・官庁を第三者のように批判しているようにみえることは気になります。大臣自らが行政官庁です。お互いに良好な外交関係の保持のための努力をすることはもちろんですが、既成事実が積み上げられるようなここぞという時には、他の国々にもつけ込まれないような毅然とした態度をとることです。